初心者でもできる!中古車購入時の車庫証明を自分で取得する方法と流れ

中古車

中古車を購入する際に必要な手続きの一つが「車庫証明」です。販売店に依頼すると費用がかかるため、自分で取得して費用を抑えたいと考える方も多いでしょう。この記事では、初心者の方でも分かりやすく車庫証明の取得手順や必要書類、注意点などを詳しく解説します。

車庫証明とは何か?なぜ必要なのか

車庫証明とは、正式には「自動車保管場所証明書」と呼ばれ、自動車を保管する場所が確保されていることを証明する書類です。軽自動車以外を購入・登録する際に必要で、登録の前に取得しておく必要があります。

警察署が発行するもので、自動車の登録住所と保管場所が一致していることが条件です。中古車の購入でも新車と同様、取得が求められます。

車庫証明を取得する基本的な流れ

  • 中古車販売店で車を契約する
  • 販売店から「車名・型式・車台番号」が分かる書類を受け取る
  • 保管場所を確認し、書類を揃える
  • 警察署で申請書類を提出
  • 数日後、証明書が交付される

この手続きは通常1週間ほどで完了しますが、地域により異なる場合があるので警察署の窓口で確認しましょう。

用意する書類と必要なもの一覧

  • 保管場所使用承諾証明書(賃貸駐車場の場合)
  • 保管場所の所在図・配置図
  • 自認書(自己所有地の場合)
  • 申請書(警察署または都道府県警のウェブサイトで入手可能)
  • 印鑑(認印可)
  • 車名・型式・車台番号が分かる資料(販売店から提供)
  • 手数料(地域により2,000円前後)

印鑑証明や住民票は不要で、認印で申請できます。また、申請は代理人でも可能なので家族にお願いすることもできます。

地図の書き方や注意点

所在図と配置図は、車を置く場所が自宅からどのような位置関係にあるかを説明する図です。Googleマップの印刷に書き込みをして提出する方法も一般的です。

所在図は自宅から車庫までの経路、配置図は車庫の寸法や周辺状況を記します。特に配置図は、車の進入経路や車庫の広さが確認されるため、間違いのないように記入しましょう。

交付された証明書は中古車販売店へ郵送

車庫証明が交付されたら、中古車販売店へ送付します。販売店が遠方にある場合は郵送でOKです。送るのは証明書の原本(コピーでは不可)です。

郵送時は追跡可能な方法(レターパックなど)を利用すると安心です。販売店に到着後、登録手続きが進み、納車へと繋がります。

自分で手続きするメリットと注意点

自分で申請すれば2万円前後の手数料が節約できます。また、手続きの流れを知ることで、今後の車購入時にも役立ちます。

ただし、申請に不備があると再提出が必要になるため、記入内容や地図の正確性には注意が必要です。不安な場合は、申請書記入例を参考にしたり、警察署で事前に確認するのがおすすめです。

まとめ|車庫証明を自分で取るのは思ったより簡単

車庫証明は初心者でもしっかり準備すれば自力で取得できます。書類の準備と警察署での手続きが主な流れで、費用の節約にもつながります。

・車の契約後に申請
・必要書類は警察署またはネットで入手
・印鑑証明や住民票は不要、認印でOK
・地図は丁寧に作成、原本を販売店に送付

費用を抑えて賢く中古車を購入したい方は、ぜひ一度チャレンジしてみましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました