N-BOXに原付バイクは積めるのか?寸法・方法・注意点を徹底解説

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ホンダN-BOXは軽自動車の中でもトップクラスの室内空間を誇る人気車種です。では、このN-BOXの荷室に原付バイク(50ccクラス)は積載できるのでしょうか?引っ越しや修理運搬のために一時的に積みたいというニーズもあります。本記事では、N-BOXに原付を積むことが可能かどうかを、サイズ・実例・積載方法・注意点など多角的に解説します。

N-BOXの荷室サイズと原付バイクの寸法を比較

まずは基本的なサイズから比較しましょう。N-BOXの荷室(リアシート格納時)の最大荷室長は約1450〜1500mm、高さは約1150〜1200mm、荷室開口部の幅は約1100〜1200mmです。

一方、原付バイク(ホンダ・タクトなど)の全長は約1670mm、全高1030mm、全幅645mm程度。つまり、長さがN-BOXの荷室長を若干超えるため、原付バイクをそのまま完全に積むのは困難であることがわかります。

前輪を斜めにする・外すなどの積載テクニック

実際には、前輪を少し斜めにしたり、ハンドルを切った状態で載せたりすることで、なんとか積めるという報告もあります。中には前輪を外して積んでいる方も。

ただし、このような方法は固定が不安定になりやすく、車内への傷や転倒リスクが高まります。車内に専用のバイクスタンドやラダーを用意し、安全に固定できる環境が必須です。

リアゲートの高さと積み込みの現実的な問題

N-BOXは軽自動車の中では荷室の開口部が高めですが、それでもバイクを持ち上げて積み込むのはかなりの力仕事です。特に一人での作業はおすすめできません。

原付の重量は約80〜100kg。ラダーなどを使っても、しっかりと固定しなければ走行中の転倒リスクがあります。床面や内装にダメージが残る可能性もあるので注意しましょう。

実際のユーザー事例:積めた?積めなかった?

インターネット上の報告では、「リアシートを完全に倒し、助手席も前にスライドさせて前輪を斜めにして積めた」「シートを外しても微妙に斜めになり扉が閉まりきらなかった」などの声が見られます。

また、「N-VANなら積めたが、N-BOXではどう頑張っても無理だった」といった比較もあり、やはりN-BOXに原付を積むのは限界があるようです。

代替案:バイクトランポやトレーラーの活用

どうしてもバイクを運びたい場合は、バイク用の軽トラックやバン(例:ホンダN-VAN、スズキエブリイなど)を一時的にレンタルする方法もあります。

また、バイク専用の軽量トレーラー(牽引タイプ)を使う方法もあります。N-BOXにはヒッチメンバーの装着も可能なので、この方法であれば原付を安全かつ確実に運搬できます。

まとめ:N-BOXで原付を積むのは“基本的に難しい”が工夫次第では可能性も

結論として、N-BOXに原付バイクを積むのは寸法的に非常にギリギリ、もしくは積載不可のケースがほとんどです。前輪を外したり角度を工夫したりすれば積めることもありますが、安全性や実用性を考えるとおすすめはできません。バイク運搬が頻繁にある方は、より荷室が広い軽バンやトレーラーなどを検討するのが現実的です。

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