近年、アウトドアや災害対策として注目されている「車中泊」。その中でも手頃な価格で手に入る中古車を探している方にとって、フルフラットになる車は魅力的な選択肢です。本記事では、大人1人が快適に車中泊できる安めの中古車モデルを厳選して紹介します。
車中泊向き中古車を選ぶポイント
フルフラットにできるかどうかはもちろん、室内長と高さ、車内の静粛性、燃費性能も重要な比較ポイントです。また、荷室に段差が少ない車種はマットや寝袋を敷くだけで快適なベッド空間になります。
軽自動車からコンパクトカー、ミニバンまで様々な選択肢がありますが、予算と使い方に合わせて選ぶことが大切です。
1. ホンダ・フリード(初代/2008年〜)
コンパクトながら車内が広く、2列目・3列目を倒せば完全なフルフラット空間になります。天井高もあるため、着替えなども快適。中古市場では30万円台から探せる場合もあり、コスパ重視派におすすめです。
実際にフリードで車中泊をしているユーザーは「段差も少なく、エアマット一枚で快適に眠れた」と高評価を得ています。
2. スズキ・エブリイワゴン
商用車ベースながら、シートアレンジでほぼ完全なフルフラットが可能。軽バンの中では走行性能も高く、軽快に走れる点も魅力です。軽自動車なので維持費も安く、価格は20万円台から見つかることも。
キャンパーの間では「DIYカスタムのベース車両」としても定評があります。
3. 日産・キューブ
見た目はコンパクトでも、車内は広く、後部座席を倒すと段差少なくフラットになります。独特のスクエアなデザインは、車中泊での圧迫感が少なく快適。中古価格も非常に手頃で、10万円台〜で見つかる場合も。
街乗りと車中泊の両立がしたい方にぴったりの1台です。
4. ダイハツ・ウェイク
軽自動車とは思えない広さが特徴。天井高が1455mmあり、車中泊でも圧迫感ゼロ。フルフラットも簡単に作れ、ソロキャンプや日帰り車中泊におすすめ。
中古車相場は高め(60万〜)ですが、年式の古い個体を狙えば40万円台も可能です。
5. トヨタ・シエンタ(旧型/2003〜)
3列シート車ながら2列目・3列目を収納すれば、大人1人が横になれる十分なスペースが確保できます。ミニバンの快適性とコンパクトさのバランスが絶妙で、女性にも人気。
価格は20万〜50万円前後と安定しており、足車としても高コスパです。
車中泊仕様にカスタムするアイデア
購入後に以下のような簡単なカスタムをすることで、さらに快適性が向上します。
- 段差解消マットやエアマットの活用
- 断熱サンシェードで温度対策
- LEDランタンや電源インバーターで照明・電源の確保
特別な設備がなくても、ちょっとした工夫で快適な空間をつくることができます。
まとめ:コスパ良く車中泊を楽しむならこの5台
フルフラットで大人1人が快適に寝られる中古車は、探せば手頃な価格で十分見つかります。中でもエブリイやフリード、キューブは特におすすめ。
足車としても活躍できる1台を選んで、車中泊ライフを始めてみてはいかがでしょうか?
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