静粛性に優れた車を求める方にとって、50系プリウスは非常に評価が高い一台です。しかし「それ以上の静かさ」「EV専用車以外」という条件で中古車を探す場合、選択肢は意外と限られます。この記事では、ロードノイズの少なさや車内静粛性に優れた車種を中心に、予算150〜300万円で買えるおすすめ中古車を紹介します。
プリウス50系の静粛性基準とは?
50系プリウス(2015年〜)は、ハイブリッド特有のエンジン制御と遮音材強化により、走行中のロードノイズや風切り音が非常に少ないことで知られています。
特に静粛性に優れるのはE-Four(4WD)やAプレミアムグレードで、車内静けさは国産車でもトップクラスとの評価です。
50プリウス同等以上の静粛性を持つ車種【中古・EV専用以外】
以下は中古市場で購入可能、かつプリウス並またはそれ以上の静粛性を持つ車種です(EV専用車除く)。
- トヨタ カムリ(XV70型・2017年〜)
2.5Lハイブリッド+高剛性ボディで、静粛性と乗り心地のバランスが非常に良好。上級グレードは遮音ガラス装備も。 - マツダ MAZDA6(GJ系後期・2018年〜)
ディーゼルでも静粛性が高く、ガソリンモデルはさらに静か。内装の質感も高く、ロードノイズの遮断性能が高いです。 - ホンダ アコード(CV系・2013〜2020年)
ハイブリッド専用車ながらエンジン音の切り替えが滑らかで、タイヤからのノイズも極小。 - 日産 フーガ(Y51系・2015年以降)
V6エンジンモデルは車重があり、乗り心地・遮音性ともに高水準。特にハイブリッドはエンジン音の侵入も少ない。 - スバル レガシィB4(BN型・2014年〜2020年)
四輪独立サスペンションとフラット4エンジンで、長距離でも快適。遮音材も多く使われている。
静粛性の体感には「タイヤ」と「グレード」にも注目
同じ車種でも、タイヤの銘柄・扁平率・グレードによって静粛性は大きく変わります。中古車を選ぶ際には以下をチェックしましょう。
- 「コンフォート系タイヤ」かどうか(例:REGNO、BluEarthなど)
- 静音ガラス・フロアマットなどの有無
- スポーツグレードは避ける(遮音より走りを優先しているため)
予算に余裕があれば納車後にタイヤを交換することで、体感の静粛性は大きく変わります。
静かさ+コスパのおすすめ実例(予算別)
予算帯 | 候補車種 | 特徴 |
---|---|---|
150万円前後 | カムリ(2017年式前後) | ハイブリッド×上質な遮音設計 |
200万円前後 | MAZDA6 GJ後期 | 欧州車のような乗り味と静粛性 |
250万円前後 | アコードハイブリッド | 遮音・質感・燃費のバランス◎ |
300万円近く | フーガ ハイブリッド | 高級セダン級の静粛性と滑らかさ |
まとめ
50系プリウスと同等以上の静粛性を求めるなら、ハイブリッドセダンや高剛性・静音設計がなされた上級モデルが狙い目です。
中古であっても、車種選び+タイヤ選び次第で静かで快適なドライブは実現可能です。EV専用でなくても、工夫次第でロードノイズの悩みからは解放されます。
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