最近のガソリン価格は上昇傾向にあり、「レシートを見たら1リットルあたり200円超えていた!」という経験をする方も増えています。今回は、実際の給油レシートをもとに、1Lあたり208円の価格が「高いのか?」を過去の価格推移と比較しながら解説していきます。
レシートから読み取れる価格計算
まず、写真のレシートには以下の情報が記載されています。
- 給油量:13.35リットル
- 金額:2,777円(税込)
この情報からリットル単価を計算すると、2,777 ÷ 13.35 ≒ 208円/Lであることがわかります。これは単純計算で消費税込みのガソリン単価と見て間違いありません。
過去のガソリン価格との比較
一般社団法人 石油情報センターの統計によれば、近年の全国平均価格の推移は以下のようになっています。
- 2020年:130〜140円/L
- 2021年:150〜160円/L
- 2022年:180〜190円/L(ウクライナ情勢等の影響)
- 2023年:160〜170円/L(政府補助金あり)
- 2024年:190〜210円/L(補助終了・原油高)
このことから、208円/Lという価格は確かに「高め」ではありますが、2024年現在では珍しくないということになります。
地域や店舗によって価格差が生じる理由
ガソリン価格は、以下のような理由で地域や店舗によって大きく差が出ることがあります。
- 立地:都市部の方が地代や配送コストが高くなる
- 経営形態:フルサービス vs セルフサービス
- ブランドや系列:ENEOS、出光などで価格方針が異なる
- 価格競争の有無:近隣に競合店がないと高めに設定されやすい
同じ市内でも5〜10円程度の差があることも珍しくありません。
給油時に安く抑えるコツ
価格が気になる方は、以下のような工夫でガソリン代を抑えることができます。
- gogo.gsなどの比較サイトで地域の最安値をチェック
- 会員カードやクーポンの利用
- 週末割引やLINE配信などのキャンペーンを活用
- 満タンではなく、価格の安いタイミングでこまめに給油
とくにgogo.gsは全国のスタンド価格をリアルタイムで確認できる便利なサービスです。
まとめ:208円/Lは異常ではないが、やや高め
今回のレシートのように、1Lあたり208円という価格は現在の相場では「高すぎる」とまでは言えません。とはいえ、地域や店舗によっては190円台、場合によっては180円台のところもあるため、賢く比較して給油することが節約の鍵になります。
今後もガソリン価格は国際情勢や円相場、補助金政策などに左右されるため、日頃から相場をチェックしておくのがおすすめです。
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