日産デイズ(2019年式)には、車両周囲を俯瞰視点で映し出すアラウンドビューモニター(AVM)が搭載されています。通常、この映像はルームミラー内のディスプレイに表示されますが、ナビゲーション画面に映すことができるのか疑問に思う方も多いでしょう。本記事では、AVMの仕組みやナビ画面への表示方法について解説します。
アラウンドビューモニターの基本機能
AVMは、車両の前後左右に取り付けられた4つの広角カメラからの映像を合成し、車両を上から見下ろすような映像を提供します。これにより、駐車時や狭い道での運転が容易になります。(参考:日産公式サイト)
また、動く物体を検知すると、警告音や画面表示でドライバーに注意を促す「移動物体検知機能」も備えています。
ルームミラー表示とナビ画面表示の違い
多くの2019年式デイズでは、AVMの映像はルームミラー内の小型ディスプレイに表示されます。これは、車両のグレードや装備オプションによって異なります。
一方で、ナビゲーション画面にAVMの映像を表示するには、特定の条件が必要です。純正ナビゲーションシステムがAVM対応であること、そしてAVMの映像出力がナビに接続されていることが前提となります。
ナビ画面への表示方法
AVMの映像をナビ画面に表示するには、以下の手順を試してみてください。
- 車両のシフトを「R(リバース)」に入れると、ナビ画面にバックカメラの映像が表示されるか確認します。
- ナビ画面に「CAMERA」ボタンがある場合、それを押してAVMの映像が表示されるか確認します。
- 表示されない場合、ディーラーに相談して、ナビとAVMの接続状況や設定を確認してもらうことをおすすめします。
注意点と対処法
AVMの映像をナビ画面に表示するためには、車両の仕様や装備によって制限がある場合があります。例えば、AVMがルームミラー専用のディスプレイにのみ対応している場合、ナビ画面への表示はできません。
その場合、以下の対処法を検討してみてください。
- ディーラーでナビゲーションシステムのアップグレードや設定変更が可能か相談する。
- 市販のAVM対応ナビゲーションシステムへの交換を検討する。
- AVMの映像出力を分配して、ナビ画面にも表示できるようなカスタマイズを専門業者に依頼する。
まとめ
2019年式日産デイズのアラウンドビューモニターは、車両の仕様や装備によってナビ画面への表示が可能な場合とそうでない場合があります。まずは、現在のナビゲーションシステムがAVM対応であるかを確認し、必要に応じてディーラーや専門業者に相談することをおすすめします。安全で快適なドライブのために、AVMの活用方法を検討してみてください。
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