新車で購入したエブリィが、雨が降ると安全装置(例えば衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制装置)が無限に誤作動するという事象が発生した場合、これは“仕様”なのか“故障・不具合(=不良品)”なのか、その判断および対応方法について整理しておきましょう。
まず知っておきたい:安全装置の「一時停止」機能
例えば、スズキでは「大雨・濃霧・ガラス汚れなど、カメラ・レーダーの視界不良時には〈システム一時停止〉と表示されます」。([参照](https://www.suzuki.co.jp/dealer/30201953/blog/detail/?id=290128))
つまり、雨天でカメラ前に水滴がついたり視界が遮られたりすると、誤作動防止のために制御が“停止”する仕様が明示されています。これは“誤作動”とは区別されるものです。
誤作動にあたるケースと“故障”の可能性
一方で、次のような状況であれば“誤作動・故障”の可能性が出てきます。
- 雨が降らない日でも正常に作動しない/誤警報が頻発する。
- 取扱説明書や仕様書に記載されていない挙動(例:完全停止しない、ブザーが無意味に鳴るなど)が起きる。
- ディーラーでのシステム診断において異常コード・センサー故障が確認された。
例えば、あるオーナーは「何も障害物ないのにBRAKE!表示・ブザーが頻繁に出る」という投稿をしています。([参照](https://carview.yahoo.co.jp/ncar/catalog/suzuki/jimny/chiebukuro/detail/?qid=14277477869))
販売店・メーカーに対して取るべき具体的対応ステップ
対応としては、以下のステップを押さえておくと良いでしょう。
- 記録を残す:いつ・どこで・どのような気象・路面条件で誤作動が起きたかをメモしておきます。
- ディーラーで点検を依頼:誤作動のログ、センサー・カメラの診断結果を要求します。
- 仕様との乖離を確認:カタログ・取説に「雨天時に誤作動する可能性」「一時停止の仕様」が記載されているか確認します。
- 保証・リコール情報を確認:該当車種で同様の不具合・リコールが発令されていないか、メーカーHP・国交省リコール情報等をチェック。
- メーカー責任の可能性がある場合は交換・修理を交渉:センサー不良・プログラムバグが証明されれば、無償修理または部品交換の対象となることがあります。
「仕様」なのか「不良」なのか判断の視点
“仕様”と判断されやすい特徴。
- 雨・霧・汚れなど明らかに視界不良が発生している条件。
- メーターに「システム一時停止中」など標準表示が出ている。
“不良”と判断されやすい特徴。
- 明らかに晴天・視界良好なのに警報・誤作動が頻発。
- 故障コード・センサー異常の診断結果あり。
- 複数回点検しても改善せず、同一条件で誤作動が再現される。
実例:雨天で誤作動というオーナー事例と対応結果
例えば、ある軽ワゴンで「大雨の際に突然“システム一時停止”表示が出てブザーが鳴った」との事例があり、ディーラーにてガラスの水滴・カメラ曇りによる仕様と判断されたことがあります。([参照](https://www.suzuki.co.jp/dealer/w0021756/blog/detail/?id=394103))
別のオーナーでは「雨が降っていない状況でも警報が出る」ため、センサー再調整・ソフトウェア更新を実施し、誤作動が解消されたという報告もあります。
まとめ
雨天時に安全装置が繰り返し誤作動する状況について、まずは“仕様(視界不良による一時停止)”か“故障・不良”かの判断基準を整理することが重要です。記録を残し、ディーラーで診断を受け、仕様表示やカタログ内容と照合してみてください。
もし明らかに仕様外・再現性ある誤作動であれば、販売店・メーカーに対して修理・交換・プログラム更新を交渉する価値があります。安心して新車を乗り続けるためにも、納得できる対応をぜひ進めてください。


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