社外品のセパレートハンドルで、オールスチール製(ステンレスやクロモリなど)は“あえて探す”必要があるほど選択肢が少ない傾向があります。本記事では、素材別の特徴と選び方、加工を前提にした具体的実例を交えてご紹介します。
素材別のセパレートハンドル特徴
市販のセパハンは多くがアルミ合金(6061など)製で軽量&加工性に優れます。一方、スチール系は耐久性・強度重視派向けで、種類は限られます。
たとえば欧米製のクロモリ4130やステンレス製ハイライズバーなどが存在しますが、国内では純正流用や一部カスタム専門店の扱いにとどまることが多いです。:contentReference[oaicite:0]{index=0}
オールスチール(クロモリ・ステンレス)製の探し方
・USブランド(Lucky Speed, Lowbrow Customsなど)では、ステンレス製でワンピースの溶接ハンドルバーがラインアップされています。:contentReference[oaicite:1]{index=1}
・クロモリ製リセトライザー(リイジングバー)は4130材で、強度に優れた細身バーとして入手可能です。:contentReference[oaicite:2]{index=2}
加工前提ならアルミ削り出し一体型もあり
社外品でもアルミ削り出し一体型(All CNC)モデルがあり、強度・見た目とも優秀です。加工耐性も高く、転倒などでバー破損した際はバーだけ交換できるタイプもあります。:contentReference[oaicite:3]{index=3}
「強度と加工性の両立」が重要な場合、このタイプは現実的な選択肢になります。
実際にオールスチールで加工した実例
ストリートファイター系カスタムでは、ワンピース溶接のステンレスバーを切断・加工して採用した例があり、トップクランプ部を別途製作して対応した例も存在します。:contentReference[oaicite:4]{index=4}
国内ユーザーの体験では、ハリケーンの“スチールセパハン”が珍重され、耐久性を評価されつつ加工ベースとして使われるケースもあります。:contentReference[oaicite:5]{index=5}
選び方&加工のステップ
- 用途を整理:強度重視か軽量性重視か
- 素材確認:クロモリ4130、ステンレス304など高強度素材から選ぶ
- 加工前提ならクランプ形状・切断しやすさをチェック
- 切断・面取り→クランプ部分作り直し→防錆/耐熱処理
まとめ
オールスチール製セパレートハンドルは種類こそ少ないものの、耐久性や溶接加工を前提としたカスタムベースには最適です。海外ブランドや国内クロモリバーを探し、加工と強度のバランスを考えて選びましょう。
アルミ削り出し一体型も強度と加工性を兼ね備えた有力選択肢ですので、用途に応じて現実的な選択をするのがポイントです。
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