バイクナビアプリとして人気の『ツーリングサポーター』は、CarPlay対応によってさらに便利に使えるようになりました。しかし、目的地ではなく「経由地」の到着時間を確認したいというニーズに対しては、少し工夫が必要です。本記事では、ツーリングサポーターをCarPlayで利用する際の経由地到着情報の扱いについて詳しく解説します。
CarPlay上の表示項目は基本的に目的地に固定
ツーリングサポーターをCarPlayで使用すると、画面左下に「到着予定時刻」「残距離」「残時間」が表示されますが、これは最終目的地に対しての情報が基本設定です。
経由地の情報を直接CarPlay画面に反映する設定は、現時点(2025年時点)ではアプリ側・CarPlay側ともに対応していません。
アプリ本体での経由地情報確認方法
経由地の到着時間を知りたい場合は、iPhone側のツーリングサポーターアプリ本体でルート全体の詳細を確認する方法が有効です。
「経由地設定」を開いた際に、各ポイントごとの通過時刻や距離がルート詳細として表示される場合があります。走行中にiPhoneを取り出すのは危険なので、出発前に必ずチェックしておくことをおすすめします。
目的地の入れ替えで到着時刻を擬似的に確認する方法
どうしてもCarPlayの画面上で経由地の到着時間を確認したい場合には、経由地を一時的に目的地として設定するという裏技的手法があります。
これはルートを再設定する必要があるため、走行中ではなく安全な場所に停車した状態でのみ行ってください。再設定後はCarPlay上でもその経由地への到着時刻が表示されるようになります。
AppleマップやGoogleマップではどうか?
Apple CarPlayは、AppleマップやGoogleマップとの連携も可能ですが、これらも基本的には最終目的地の情報のみが表示対象です。Googleマップではスマートフォン本体で複数経由地の予定を確認できますが、CarPlay画面には反映されません。
従って、現時点では「目的地を切り替える」「スマホ本体で事前確認」の2つが現実的な対処法となります。
今後のアップデートに期待
CarPlayの表示仕様はアプリ開発側に一部制約がありますが、ユーザーからの要望が多ければ改善される可能性もあります。
ツーリングサポーターを提供するナビタイム社は頻繁にアップデートを行っているため、公式サイトやアップデート履歴を定期的にチェックしておくと良いでしょう。
まとめ:現時点での回避策と今後の活用方法
CarPlayでのツーリングサポーター使用時には、経由地の到着時刻は直接表示されない仕様となっています。そのため、出発前にiPhone側でルート詳細を確認するか、経由地を一時的に目的地に設定する方法で対応しましょう。
今後のアプリ改善に期待を寄せつつ、現状では工夫と準備で快適なツーリングを楽しんでください。
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