ホンダDio(AF28)にV8チャンバーを取り付ける際、「地面に擦らないか?」という不安を抱くライダーは少なくありません。この記事では実際の装着例やクリアランス、注意点を交えて解説します。
AF28とはどんな車体?
ホンダDioシリーズの中でもAF28は、スポーツ志向が強めなモデルです。前後12インチタイヤの装着が可能で、シャープなフォルムが特徴的です。
しかし、ノーマル状態でも車高がそれほど高くないため、社外チャンバーとの相性には注意が必要です。
V8チャンバーの特徴と人気理由
V8チャンバーは、ストレート形状に近く、高回転域での伸びに定評があります。装着時にはトルクよりもレスポンス重視の仕様になる傾向があります。
ただし、形状によってはボディ下部に大きく張り出すため、地上高が変わるリスクが伴います。
実際の装着例と“擦り”の報告
AF28にV8チャンバーを取り付けたユーザーの声では、「低速段差で擦る」「センタースタンドと干渉」といった報告が多数見られます。
特にリアショックが純正または劣化している車両では、沈み込み時に地面と接触する可能性が高まります。
車高対策とカスタムの工夫
擦りを防ぐには、以下のカスタムが効果的です。
- リアショックを強化品に交換(330mm〜360mmの社外品が推奨)
- センタースタンドを使用しない(チャンバーと干渉する場合)
- ステーを加工して角度や高さを微調整
こうした対策で、見た目と実用性を両立できます。
マフラーガスケット・排気漏れにも注意
チャンバー交換時は、必ず専用のガスケットを使用しましょう。V8チャンバーは取り付け角度がタイトなため、排気漏れが発生しやすい傾向にあります。
装着後はアイドリング状態で排気音や振動のチェックを行い、必要に応じて増し締めや耐熱シール剤を使用します。
まとめ:V8チャンバーは工夫次第で楽しめる
AF28にV8チャンバーを装着する際は、確かに「下擦り」のリスクはあります。しかし、リアショックの強化や角度調整といった工夫をすることで、安全かつ快適に楽しむことが可能です。
見た目もサウンドも存在感のあるV8チャンバー。正しい知識と対策で、あなたのバイクライフをさらに充実させてみてください。
コメント