単独事故で大破してしまったバイクでも、実は一定の需要があります。特に人気モデルであるヤマハ・YZF-R25のような車種であれば、状態次第では買取価格がつく可能性も十分にあります。この記事では、事故歴ありのバイクがどのように査定されるのか、買取価格の目安や高く売るための工夫を紹介します。
事故車でも価値はある?バイク買取市場の実態
事故車とはいえ、エンジンや一部パーツが使える状態であればパーツ取り車両や再販用素材として価値があります。業者は分解して再利用・修理販売を行うため、廃車にするより買取を依頼した方が得です。
たとえば、エンジンが無傷で動作確認ができる場合、それだけで数万円の評価が付くこともあります。特にYZF-R25は流通量が多く、部品需要も高いため事故車でも歓迎されやすい車種です。
YZF-R25(2016年式)の事故車、買取相場は?
一般的な中古市場でのYZF-R25(2016年式)の通常車体価格は20〜35万円ほどですが、事故車の場合は状態によって大きく異なります。
状態 | 想定買取価格 |
---|---|
フロント破損+フレーム歪み | 1万〜3万円 |
エンジン良好・部品取り可能 | 3万〜7万円 |
外装破損軽度・走行不可 | 5万〜10万円 |
フロントフォークやフレームの歪みがある場合は大幅なマイナス評価ですが、エンジン・マフラー・電装パーツなどが再利用可能であれば複数社で比較すれば5万円超の査定も期待できます。
バイクの買取価格を高くするためのポイント
- 事故状況を詳細に伝える:虚偽なく誠実に伝えることで信頼性が上がり、査定もスムーズ。
- 写真を多く撮る:外装・メーター・傷部分などを記録しておくと、オンライン査定にも有効。
- 動作確認できる箇所を明示:エンジン始動の可否やライト点灯など動く部分を説明。
- パーツを取り外さない:社外マフラーなどがついている場合は、そのままの方が高評価。
買取査定は複数社での比較が鉄則
事故車の査定額は業者によって数万円単位で変わることも。1社だけの査定ではなく、3〜5社に無料査定を依頼し、最も高い業者に売却するのが基本です。
「事故車専門の買取業者」や「海外輸出向け業者」などにアプローチすることで、通常の買取店よりも好条件になることもあります。
まとめ:壊れたバイクでも価値はある!
たとえ事故で走行不能になったYZF-R25であっても、需要があるため適切に買取依頼をすれば数万円の値がつく可能性はあります。ポイントは、状態の正確な把握と、複数の業者への査定依頼です。
廃車手続きをする前に、一度「売れるかどうか」を試してみることで、思わぬお小遣いになることも。ぜひ手間を惜しまず、納得のいく形で次のステップへ進んでください。
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