トヨタC-HR(2021年式 G ハイブリッド)に20インチホイールを装着したいと考える方は少なくありません。今回は、8.5J×20 +45のホイールに245/35R20のタイヤを履かせた場合の適合性や注意点について、実際の装着事例やポイントを踏まえて解説します。
◆C-HR純正サイズと20インチ化の影響
C-HR Gハイブリッドの純正ホイールサイズは17インチ(215/60R17)または18インチ(225/50R18)で、オフセットは+50前後です。20インチにする場合は外径の差やタイヤの厚みが変わるため、乗り心地やハンドリングにも影響が出ます。
特に245/35R20は外径が約680mmとなり、純正の225/50R18(約682mm)とほぼ同等の外径のため、スピードメーターへの影響はほとんどありません。
◆8.5J+45・245/35R20ははみ出す?
8.5J(リム幅215mm)+オフセット+45に245mm幅のタイヤを履かせた場合、フェンダーと面一またはわずかにはみ出す可能性があります。これはC-HRのフェンダー形状や個体差にもよります。
実際のオーナー報告では、「ノーマル車高でフェンダーギリギリ」「ディーラーによっては指摘されるレベル」との声が多く、車検対応が微妙なラインとされています。
◆はみ出し対策と合法装着のポイント
車検対応にするためには以下のような対策が必要です。
- タイヤの引っ張り具合を工夫する(245/35は少し太め)
- フェンダーモールの装着
- インナークリアランスを確認(特にステアリング時の干渉)
- 必要なら車高調整でフェンダークリアランスを稼ぐ
また、ショップによってはJWL認証や保安基準適合を考慮したセッティングをアドバイスしてくれるため、相談するのも安心です。
◆装着事例:実際のユーザーの声
「C-HRに8.5J +45 245/35R20入れました。ノーマル車高だとギリギリだけど干渉はなし。見た目も迫力が出た」との声があります。
一方で「ディーラーで車検NGと言われたので、モールつけた」「リアはギリ入ったけどフロントは若干外に出る」といった意見も見られます。
◆まとめ:ギリギリ装着可能だが慎重な判断が必要
2021年式C-HR Gハイブリッドに、8.5J×20 +45のホイールと245/35R20のタイヤはノーマル車高でもほぼ装着可能ですが、フェンダーからのはみ出しリスクがゼロではない点に注意が必要です。
見た目と快適性、安全性を両立するためにも、事前に現車での実測やショップでのフィッティング確認をおすすめします。
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