最寄りの警察署で運転免許更新を希望する場合、マイナンバーカードと運転免許証を紐付けていないとオンライン講習を受けられないため、事前の手続きが必要です。本記事では、更新の流れ・費用・注意点を整理して説明します。
まずはマイナ免許証の申請手続き
最寄りの警察署や運転免許センターで、マイナンバーカードに運転免許情報を記録する「マイナ免許証」の申請を行います。
この紐付け申請には手数料1,500円がかかります。これは更新時以外でも必要となる費用です。オンライン講習を受講するための前提条件となります。[参照]
マイナポータル連携とオンライン講習を受ける流れ
マイナ免許証の申請後、署名用電子証明書を提出し、マイナポータルと連携します。
連携完了後、マイナポータルから「オンライン更新時講習」を申し込み、講習を受講します。完了には最大で1時間程度かかることがあります。[参照]
講習区分と手数料の目安
講習区分が「優良」または「一般」の方がオンライン講習の対象となります。「違反・初回」の方はオンライン講習不可です。[参照]
講習手数料は一律200円。更新手数料と合わせて、例えば優良運転者の場合はマイナ免許証のみで2,100円+200円=2,300円となります。[参照]
更新手続きは警察署で可能か?
オンライン講習完了後、視力検査・写真撮影等の手続を最寄りの警察署でも行うことが可能です。ただし、講習受講済であることが確認できるまで20分ほど反映に時間がかかる場合があります。[参照]
更新連絡はがきの案内に従い、必要に応じて事前に警察署に確認しておくと安心です。
具体的な費用と手順の整理
項目 | 内容 | 費用 |
---|---|---|
マイナ免許証申請(紐付け) | 署で申請 | 1,500円 |
更新手数料(マイナ免許証のみ) | 優良・一般区分 | 2,100円 |
講習手数料(オンライン) | 優良あるいは一般 | 200円 |
合計例 | 優良区分かつマイナ免許証のみ | 約3,800円 |
注意点とよくある混乱ポイント
- オンライン講習は更新申請前に必ず受講しないと無効となる
- 講習が反映されるまで20分程度かかるため、受講後すぐの手続は避ける
- 違反・初回講習区分の場合はオンライン講習不可=署での対面講習が必須
まとめ
最寄りの警察署で免許更新を希望する場合、まずマイナンバーカードと免許証の紐付け手続(1,500円)が必要です。
その後、マイナポータル連携→オンライン講習を受講→最寄り署で更新手続き、という流れになります。
講習料や更新手数料を合わせても、対面講習より比較的安く済むケースが多いです。事前に講習区分や更新案内はがきの内容を確認し、スムーズな更新計画をおすすめします。
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