ウイッシュZGE20系のリアウォッシャーが出ない原因と対処法|DIYでできる確認ポイントとは

車検、メンテナンス

トヨタ・ウイッシュ(ZGE20系)のリアウォッシャーが突然出なくなった経験はありませんか?フロントは問題なく作動するのに、リアだけウォッシャー液が噴射されない。このような症状にはいくつかのよくある原因があります。この記事では、実際の事例をもとに、リアウォッシャーの不具合原因と自分でできる対処法を紹介します。

リアウォッシャーが出ない主な原因

リアウォッシャーが出ない場合に考えられる原因として、以下の3つが挙げられます。

  • ノズルやチューブの詰まり:長期間使用していないと内部でウォッシャー液が固着し、通りが悪くなることがあります。
  • チューブの抜けや劣化:トランク内部やルーフ内のチューブが劣化・破損していると液が届きません。
  • ポンプは動作しているが圧が足りない:モーター音はするが液が出ない場合、エア噛みや途中の漏れが原因の可能性も。

自分でできる確認ポイント

まずは簡単に確認できる範囲から点検してみましょう。以下はDIYでできる主なチェックポイントです。

1. フロントのウォッシャー液が十分に入っているか確認:リアも同じタンクを使用する車種が多いため、液が不足していると出ないことがあります。

2. リアワイパー動作時にモーター音がするか:モーター音があるのに液が出ない場合は、配管やノズル側に問題がある可能性が高いです。

対処法①:エア噛み・詰まりの解消

リアウォッシャーは長期間使っていないと、配管内で液が乾いて固まり、詰まりやすくなります。この場合、連続噴射操作を数回繰り返すことで圧がかかり、詰まりが解消することがあります。

また、細い針金などでノズルを優しく突いてみるのも有効ですが、ZGE20系のリアノズルはルーフ内にあるため、無理にアクセスすると破損リスクがあります。無理せず、液が出るまでウォッシャーを繰り返すのが安全です。

対処法②:チューブの確認と修復

リアゲートからルーフにかけてのゴムチューブ部分で液漏れや外れが起きている可能性もあります。ZGE20系ではこの箇所でチューブが断裂したり、接続が外れたりすることが稀にあります。

トリムを外すときは内張り剥がしを使い、慎重にアクセスしましょう。チューブが抜けているだけなら接続すれば回復しますが、破損していればホームセンターなどで販売されているシリコンホースで代用も可能です。

対処法③:ウォッシャーポンプの確認

ウォッシャーポンプ自体が経年劣化している可能性もあります。ただし、リアだけ出ない場合はポンプよりも配管やノズルの問題であるケースが大半です。どうしても解決しない場合は整備工場で圧力テストをしてもらうのも手です。

実際のユーザー体験:数日出なかったが…

あるユーザーは、同じZGE20系で3日間リアウォッシャーが出ず、何度か操作を繰り返すうちにやっと噴射されたとのこと。「こまめにリアも使うようにしてからは再発していない」と語っています。

ウォッシャーは特に冬場や埃の多い地域では頻繁に使っていないと詰まりやすくなります。月に一度は動作確認をする習慣を持つと、トラブル予防につながります。

まとめ:こまめな使用と点検で再発防止を

ZGE20系ウイッシュのリアウォッシャーが出ない場合、多くは詰まりやチューブ接続の問題です。モーター音が聞こえるなら故障ではない可能性が高く、自分で確認・対処できるケースが多いです。

ポイントは「無理をせず・こまめに使う」こと。繰り返し使って圧をかける、配管周りを慎重に確認することで、不具合の再発も防げます。どうしても改善しない場合は、ディーラーや整備工場に相談を。

コメント

タイトルとURLをコピーしました