エンジンは普通に動くのに、メーター照明だけが点灯しないと不安になりますよね。特に、バッテリー端子を外すと一時的に復活しても、すぐに消えてしまうというケースは、原因の特定が難しいです。この記事では、ホンダ フィット GE6 のメーター照明トラブルの原因と対策を、実例や点検ステップを交えてわかりやすく解説します。
ヒューズの切れ・接触不良をまず確認
ダッシュボード系の照明が全滅する場合、まずはヒューズのチェックから始めましょう。フィットではインパネ照明を含む“小灯”用のヒューズ(例:ヒューズ番号29や内装側)を確認します :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
加えて、エンジンルーム内のメインヒューズ(30A〜50A)が切れていると、配線全体が遮断される可能性があります :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
配線や電源供給ラインの接触不良にも注意
ヒューズが問題ない場合、配線やコネクタの接触不良を疑いましょう。GE6系では、ルームランプやナビなど他の電装品にも影響が出る症例があります :contentReference[oaicite:2]{index=2}。
特に、バッテリー端子の脱着で一時的に復活するというケースは、「配線がわずかに接触して通電する瞬間」がある証拠です。同様の事例では、損傷ケーブルの接触不良でヒューズが切れていた実例も報告されています :contentReference[oaicite:3]{index=3}。
メータークラスター自体の故障も考慮
配線やヒューズに異常が見つからない場合、クラスター内部の電球やLEDユニットの劣化も疑われます。海外Fitフォーラムでは、同様の現象でクラスター交換や内部修理(はんだ付けなど)が話題になることもあります :contentReference[oaicite:4]{index=4}。
こうした場合、専門工具と技術が必要なため、DIY向きではなくプロの修理工場への依頼が推奨されます。
バッテリー端子外し後に点灯する理由
バッテリー端子を外して再接続すると一時的に点灯する理由は、ECUやメーター内リセットが行われるためで、根本対策ではありません。リセットで一時的に通電回路が復帰することはありますが、根本原因は遮断や接触不良のままです。
修理・対策の優先手順まとめ
- ヒューズ(小灯・メイン)の状態や接点を確認
- バッテリー端子や配線の接触部分を清掃・増し締め
- 復旧しない場合はメータークラスターの内部故障も検討
- 純正部品への交換や専門点検を依頼
ほとんどのケースはヒューズ ↔ 配線 ↔ 接触不良 の順で改善されます。
まとめ:照明不点灯の原因はヒューズ・接触・内部故障のいずれか
フィット GE6 メーター照明が点かないトラブルは、まずはヒューズチェック、その後接触不良の洗い出し、最後にメーター本体の故障を疑うという順序で対処するのが効率的です。
バッテリー端子を外して一時復活するのは“応急処置”に過ぎません。早めにヒューズや配線を確認し、それでも改善しなければ、専門の整備士による診断をおすすめします。それが、トラブルを完全に解決する近道です。
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