スズキ ブロンクスは他のコンパクトSUVとどう違う?実際に見て感じた魅力を徹底比較

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スズキ初のCクラスSUVとも言えるブロンクス。実物を見て触れた感想から、他のコンパクトSUVとの違いやインド製ゆえの性能・品質面の実態まで、ユーザーが気になるポイントを整理してご紹介します。

存在感あるドアの厚みと重厚感

実際に触って驚いたのはドア自体の厚みと重厚感。まるでマツダ車のようなしっかりした造りに感じられ、質感は非常に高い印象です。

これはCセグメントSUVと呼ばれる車格を意識した設計の成果とも言えるでしょう。

乗り味はヨーロッパ志向の“硬め”設定

下道中心の試乗でしたが、足回りは硬めでいわゆる“ヨーロピアン”仕様に近い印象。コーナーではしっかり粘る安定感があり、運転の楽しさを感じられます。

逆にスタート時のトルク伝達がやや“温い”(ぬるい)というコメントは、自動変速のチューニング傾向として見られます。

Bクラス?Cクラス?カローラクロスとの比較

全長やホイールベースを含めた車格は、トヨタのカローラクロスに近いCセグメントクラス。実際の室内空間や乗り味から見ると、同等以上の評価ができるレベルです。

「コンパクトSUVの中でも上質」を求めるなら、ブロンクスは有力な選択肢と言えるでしょう。

インド製ゆえの懸念事項は?

インド製というと「品質はどうなの?」と懸念する人も多いですが、実際にはスズキの品質管理が行き届いており、目立った組み付け不良や仕上げムラは見当たりませんでした。

ノマド(欧州仕様)は販売台数が好調であることからも、品質は市場が認めているとも言えるでしょう。

まとめ|質感重視派に刺さる新たな選択肢

スズキ ブロンクスは、質感や熟成された足回り、新車として下取り込みでの選びやすさも含め、カローラクロス級のCセグメントSUVとして十分に戦える完成度です。

ドアの厚みや乗り味の硬さ、インド製ながら高品質な仕上がりは、上質コンパクトSUVを求める層に強く響くポイントと言えるでしょう。

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