バイクのカスタムペイントにはさまざまな技法がありますが、ゴーストペイントやキャンディー塗装はその中でも非常に魅力的な仕上がりが期待できるものです。黒を基調にし、光の当たり具合で赤が透けて見えるような仕上がりを目指す場合、塗装の手順と色選びが重要です。この記事では、ゴーストペイントとキャンディー塗装の手順やコツを解説します。
ゴーストペイントとキャンディー塗装の基本
ゴーストペイントは、光の角度によって色の見え方が変わる塗装技法です。ベースカラーの上にキャンディー塗料(透明色)を重ねることで、光を当てたときに異なる色合いを表現します。この技法を用いることで、バイクに深みと立体感を持たせることができます。
キャンディー塗装は、透明な色を重ねることで下地を透過させるため、下地の色がどれだけ重要かがポイントです。キャンディー塗料を適切に重ねることで、深い色合いを作り出すことが可能です。
塗装手順:プラサフからキャンディー塗装まで
バイクのゴーストペイントを施す際、以下の手順で塗装を行うのが一般的です。
- プラサフ(プライマー)の塗布: 下地の密着性を高めるためにプラサフを塗布します。
- 磨き: プラサフを塗った後は、表面を滑らかにするために磨きます。
- 下地シルバー: 次に、シルバーの下地を塗布します。シルバーはキャンディー塗装を施す際に色の発色を良くする役割を果たします。
- 再度磨き: 下地が乾いた後、再度磨いて表面を整えます。
- ベース色の塗布: ベースとなる黒を塗ります。光の加減で透けて見える赤がうまく表現できるよう、ベース色を丁寧に塗ります。
- 磨き: ベース色を塗った後に磨きます。
- クリアコート: 仕上げにクリアコートを塗布し、塗装を保護します。
- キャンディー塗装: キャンディー塗料を慎重に重ねていきます。
- 最終磨き: キャンディー塗装が乾燥した後、最終的に磨いて仕上げます。
この手順でゴーストペイントを行うことで、深みのある美しい仕上がりが期待できます。
キャンディー塗装のためのベース色の選び方
キャンディー塗装において、ベース色は非常に重要です。黒を基調に赤が透けて見えるデザインを作りたい場合、まずは「下地シルバー」の色をしっかりと塗り、その上に赤系のキャンディー塗料を重ねると良い結果が得られます。
また、キャンディー塗装は透明色なので、下地が明るい色ほど透け具合が強調されます。逆に、濃い色の下地を使用すると、透け感が抑えられるため、狙う色合いによってベース色を選ぶことが重要です。
ウレタンクリアの使用とタイミング
塗装の仕上げとして使用されるウレタンクリアは、光沢を与えるだけでなく、塗装の耐久性を高める役割を果たします。クリアは通常、ベース色とキャンディー塗装を終えた後に塗布します。
ただし、クリアは塗装全体が乾燥した後に施すのが理想的です。キャンディー塗装を行った後にクリアを重ね、最終的に磨くことで、仕上がりが滑らかで光沢のあるものとなります。
まとめ
バイクのゴーストペイントやキャンディー塗装を成功させるためには、塗装手順を丁寧に守り、ベース色やキャンディー塗料の選び方に注意を払うことが大切です。また、ウレタンクリアの使用タイミングや、塗装後の磨き作業も重要なポイントとなります。自分の希望通りの仕上がりを目指して、慎重に作業を行いましょう。
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