レブル250のカスタムでは、テールランプやナンバー灯の位置変更に伴う配線延長が必要になることがあります。とくにフェンダーレス化やナンバープレート移設をする際に直面する作業です。この記事では、市販の延長ハーネスを使った方法や、自作で配線を延長する際の手順・注意点について詳しく解説します。
テールランプ・ナンバー灯の配線を延長する理由
レブル250のテール周りをカスタムする際、フェンダーレスキットや別体型のテールランプを装着すると、純正の配線では長さが足りないケースがよくあります。そこで、配線の延長が必要になります。
特にナンバー灯は法律上必須装備であり、点灯しないと車検に通らない可能性がありますので、確実に配線処理を行いましょう。
市販のカプラー付き延長ハーネスを使う方法
もっとも手軽な方法は、カプラーオンで接続できる延長ハーネスを使う方法です。Amazonやバイク用品店で、レブル250対応と記載された製品を選ぶと安心です。
たとえば「レブル250用 テールランプ延長ハーネス」「ホンダ用ナンバー灯延長コード」などの商品があります。長さは20~40cm程度が一般的ですが、カスタム内容に応じて選びましょう。
自作で延長する場合の手順とポイント
市販品がない場合やコストを抑えたい場合は、配線を自作で延長することも可能です。手順は以下の通りです。
- 必要な線(主に黒・黄・緑)を確認
- 適切なゲージの配線コード(AVS 0.5~0.75sq)を用意
- ギボシ端子または防水カプラーを使って接続
- 収縮チューブや自己融着テープで絶縁処理
被覆の剥きすぎや端子の緩みはトラブルの原因になりますので、丁寧に作業しましょう。
おすすめの配線パーツ・工具
配線延長には、以下のようなパーツと工具があると便利です。
- 防水ギボシ端子セット
- 熱収縮チューブ(ドライヤーやヒートガン使用)
- 電工ペンチ(圧着用)
- 結束バンド(配線をフレームに固定)
信頼性の高いメーカーとしては「エーモン」「キタコ」「デイトナ」などがあり、ホームセンターやネットショップでも入手可能です。
配線作業時の注意点とトラブル回避法
バイクの配線は、振動や水の影響を受けやすいため、確実な接続と防水処理が必須です。電気トラブルを防ぐには、次の点に注意しましょう。
- ハーネスの取り回しを避け、動かない場所に固定
- 配線が擦れないように保護チューブを使用
- 分岐・接続部分は必ず絶縁処理
また、通電確認をしっかり行い、点灯状態をチェックしてから最終的に固定するようにしましょう。
まとめ:配線延長は正しく行えば初心者でも可能
レブル250のテールランプやナンバー灯の配線延長は、市販の延長ハーネスを使えば初心者でも比較的簡単に対応可能です。自作する場合も、基本的な工具と電装知識があれば十分対応できます。
安全で確実な配線処理を心がけ、見た目も機能も満足のいくカスタムを実現しましょう。
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