三菱ふそうキャンターの運転席アウターハンドル(外側の取っ手)が外せず困っている方へ、本記事ではその取り外し方法と注意すべき点を整理して解説します。
なぜ“上にスライドしても外れない”のか?
キャンターのアウターハンドルは、ドア外側のパネルから直接引き抜くことはできません。下側にある引っかけ用の爪(フック)が本体にしっかり引っ掛かっているため、上方向にスライドさせても抜けない構造になっています。調整には、まず内張りの取り外しが必要です。([参照])
作業の流れと必要なステップ
- まず、ドアの内張りパネルを慎重に外す(内張クリップやネジの脱着)。
- 次に、内側からアウターハンドルを固定しているボルトまたはリンクロッドを緩め、取り外します。([参照])
- その後、外側からハンドル本体を慎重に外せば取り出せます。
“下の爪”とは具体的にどの部分か?
質問で言われている「下側の爪」は、ハンドル裏側にあるドア本体に引っかかるためのフック構造です。この爪があることで通常のスライドでは外れないため、内側からのボルト/リンク取り外しが必須です。
トリム外し(内張り)のタイプと注意点
キャンターでは、ドアトリム(内張り)の多くにかしめクリップやネジ固定が使われています。クリップ部分を割らずに慎重にドライバーや専用パネルリムーバーで外すことが重要です。
勢いよく引き抜くと、クリップ破損や内張りの割れにつながるため、慎重に取り外しましょう。
DIYで外す際の注意点と実例
実際の整備事例では、「手順を誤るとアウターハンドル基部が割れて交換が必要になる」ケースがあります。([参照])
作業時間は20分〜1時間程度、費用は数千円から一万円前後で業者に依頼されることも多いです。
まとめ:正しい順序と慎重な作業で安全に取り外し
まとめると、
- アウターハンドルは表側から引き抜くだけでは外れない構造
- 内張りをまず外し、内部リンク/ボルトを外す必要がある
- 爪構造を理解し、慎重にトリムを扱うことが安全な取り外しに繋がる
DIYが不安な場合は、三菱ふそうのディーラーやキャンターに対応した整備工場に依頼するのが安心です。
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