SR400 3型 RH01Jに搭載されているキャブレターに関する疑問、特にTPS(スロットルポジションセンサー)の取り扱いについての問題は、多くのバイク愛好者にとって気になるポイントです。FCRやCRキャブレターに変更した際、TPSの有無に関する注意点や車検への影響について詳しく解説します。
1. TPS無しのキャブレターに変更する際の注意点
SR400 3型に搭載されている純正キャブレターにはTPSが付いています。FCRやCRキャブレターに変更する際、TPSが無いキャブレターを装着することが可能ですが、純正キャブレターからのカプラーを外して絶縁テープで巻くだけではなく、いくつかの注意点があります。まず、TPS信号の不在によりエンジン制御に影響が出る可能性があります。
2. 警告灯の点灯と消し方について
TPS無しのキャブレターに変更した場合、警告灯が点灯することがあります。これについては、専用の回路やデバイスを用いて警告灯を消す方法もありますが、必ずしも簡単に解消できるわけではなく、場合によってはオートバイのECU(エンジンコントロールユニット)への調整が必要になることもあります。
3. 車検でのTPSの必要性
車検に関して、TPSが搭載されていないと通らないのかという点も気になるところです。実際、車検ではTPSが装着されていることが必須ではない場合がありますが、エンジンのパフォーマンスや排ガス規制に関する基準をクリアしていれば通ることが多いです。特にCR38やTMR40などのTPS付きキャブレターに変更した場合は、他の基準が適合していれば車検には問題ないこともあります。
4. TPSが無い場合の走行性能の違い
一般走行において、TPS無しのキャブレターを使用することは、特に注意しない限り大きな違いは感じにくいかもしれません。しかし、TPSはエンジンの回転数に合わせて最適な燃料供給を行うため、走行性能や燃費に若干の差が出る可能性があります。特にスポーツ走行や高回転域での性能差が出ることが考えられます。
5. まとめ: TPSが無くても問題ないか?
TPS無しのキャブレターは、一般的な走行には大きな問題を起こすことは少ないですが、エンジン性能を最大限に引き出したい場合や車検をスムーズに通過させたい場合には、TPS付きのキャブレターを選択することが推奨されます。最終的には、使用目的やバイクの仕様に合わせた選択を行うことが重要です。
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