15年前の車、13万キロ走行、事故歴あり、寒冷地で使用された四駆の車を、下取りに出さずに売却する場合、果たしてどれくらいの価格がつくのでしょうか?また、スクラップに近い状態であっても、少なくともいくらになるのか気になる方も多いと思います。この記事では、そんな車の売却方法や相場について解説します。
1. 車の価値が下がる要因
車の価値は年式、走行距離、事故歴、そして使用環境によって大きく影響を受けます。特に、事故歴や高走行距離は、車の価値を大きく下げる要因となります。また、寒冷地で使用されていた場合、錆や塩害による影響が考慮されます。これらの要因は、車の査定額に反映されるため、予想以上に価格が下がることもあります。
2. 事故歴や高走行距離の影響
事故歴がある場合、車の市場価値は大きく下がります。事故歴を隠して売却することはできませんし、事故歴がある車は、買取業者によっては一部の部品のみが再利用されることになります。また、13万キロという走行距離も、高い距離として評価されることが多く、やはり価格に影響します。これらの理由から、売却額が大きく下がることが予想されます。
3. どれくらいの価格がつくか?
車の状態が良くない場合、買取額は予想以上に低くなりがちです。事故歴や高走行距離がある車の場合、買取業者によってはスクラップ同様の価格、またはそれに近い価格で買い取られることもあります。三万円程度という価格も、車の状態によっては現実的な価格かもしれませんが、買取業者によっては10万〜20万ほどの買取額がつく可能性もあります。オークションにかけてみる、または複数の業者に見積もりを依頼することをおすすめします。
4. 売却以外の選択肢:部品販売
状態が悪い車でも、車体そのものではなく、部品の売却を考える方法もあります。特に高級車や人気車の部品は、リサイクルや修理用の需要が高いため、部品単位で売却することで、予想以上の金額が得られることもあります。自分でパーツを取り外して販売することも可能ですが、時間と手間がかかるため、業者に依頼する方法もあります。
5. まとめ
事故歴や高走行距離、寒冷地使用などの要因で、車の買取額は大きく下がる可能性があります。売却を決める際には、複数の業者に見積もりを依頼し、最も高い価格を提示してくれる業者を選ぶことが重要です。スクラップ同様の価格であっても、部品として再利用できる場合もあるため、その選択肢も考慮してみてください。
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