バイクに乗るうえで欠かせない装備の一つがヘルメットです。安全性を第一にしつつ、ファッション性やスタイルとの相性も考えたいところ。この記事では、特に初心者ライダーの方が疑問に感じやすい「ヘルメットブランドの違い」や「バイクのジャンルに合った選び方」について詳しく解説していきます。
ヘルメットブランドの代表格:SHOEI(ショーエイ)とARAI(アライ)
SHOEIとARAIは、日本が世界に誇るヘルメットメーカーで、国際的なレースシーンでも使用されるほどの高性能・高品質が魅力です。どちらも国内の安全規格「SGマーク」や「JIS」、さらに高難度の「SNELL」や「ECE」といった規格に適合しています。
これらのブランドは、スポーツバイクに乗るライダーをはじめ、通勤・ツーリングライダーまで幅広い層に支持されており、ネイキッド、スーパースポーツ、アドベンチャー、クルーザーとジャンルを問わず着用されています。
クラシカルな魅力:TT&COやオーシャンビートルの個性
一方で、TT&COやオーシャンビートルといったブランドは、ヴィンテージ感のあるクラシカルなデザインが特徴です。アメリカンバイクやカフェレーサー、旧車との相性が抜群で、見た目の雰囲気重視のライダーに人気があります。
特にハーレーに乗る人の中には、ジェットタイプやスモールジェット、半キャップなど、よりカジュアルでスタイリッシュなヘルメットを好む傾向があり、TT&COやオーシャンビートルはその需要に応えています。
安全性とデザイン、どちらを重視すべき?
ヘルメットは命を守る最重要アイテムです。そのため、公道走行するならSG規格などをクリアしたモデルを選ぶのが基本です。
TT&COなどのクラシック系ヘルメットの中にもSG規格に適合したモデルはありますが、一部には装飾用・撮影用の非公道向け製品もあるため、購入時には必ず「公道使用可」であることを確認しましょう。
バイクジャンル別おすすめスタイル
- ハーレーやアメリカン系:TT&CO、オーシャンビートルのジェットや半キャップ系+ゴーグルが人気。
- ネイキッドバイク:SHOEI・ARAIのフルフェイス、またはクラシックタイプのジェットも◎
- スポーツ・スーパースポーツ:安全性重視でフルフェイス(Z-8やRX-7Xなど)がおすすめ。
- カフェレーサーや旧車:クラシック系ヘルメットにシンプルなゴーグルで雰囲気抜群。
見た目重視でも安全性は妥協しないようにしましょう。中にはクラシックデザインでもしっかりとした規格を持つモデルも多数存在します。
まとめ:自分のスタイルと安全性を両立させるヘルメット選びを
ヘルメット選びは、単に好みの見た目だけでなく、安全性・フィット感・使用シーンに合ったものを選ぶことが大切です。ハーレー乗りならTT&COやオーシャンビートルもおすすめですが、ネイキッドやスポーツ系にはSHOEI・ARAIといった性能重視のブランドも適しています。
初心者のうちは迷うことも多いかもしれませんが、将来乗るバイクや走る場所に合わせて、じっくり検討してみてください。安全性を第一に、自分らしいスタイルを楽しみましょう。
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