バイクに初めて乗る方にとって、どの一台を選ぶかはとても大きな決断です。特に女性ライダーであれば、足つきや扱いやすさ、デザインも大切なポイントです。この記事では、ホンダのW230(レブル250の後継として注目される新型)とカワサキのエストレヤを比較し、初心者の女性ライダー(身長164cm)に合った選び方のヒントをお届けします。
W230の特徴と初心者に向いているポイント
ホンダW230は、2024年に登場したクラシックスタイルの新型ネオレトロモデルで、扱いやすい空冷単気筒エンジンを搭載しています。スペック的には軽量かつ中低速トルクがしっかりしており、街乗りやツーリングに向いた構成です。
W230の大きな魅力は「最新車両ならではの装備と信頼性」。ABSやLEDライト、スマートな燃費性能も備え、初めての相棒として安心できるポイントが多くあります。
エストレヤの魅力と注意点
一方で、カワサキのエストレヤは既に生産終了しているモデルながら、根強い人気を誇るクラシックバイクです。スタイリングの美しさや、鼓動感ある乗り味が特徴で、レトロ好きにはたまらない一台です。
しかし、中古車での流通がメインとなるため、車両の状態やメンテナンス履歴によって当たり外れがある点には注意が必要です。また、キャブレター仕様の年式を選ぶ場合、寒冷時の始動性などに多少のコツが要ることもあります。
身長164cmでの足つき性を比較
足つき性は女性ライダーにとって非常に重要な要素です。W230はシート高が約770mm程度とされ、164cmの身長であれば両足べったりとまではいかないものの、片足しっかり着ける安心感があります。
エストレヤはシート高約735mmでさらに低く、より足つきが良好です。小柄な女性にとっても扱いやすく、押し引きの負担も少ないのが特徴です。
新車か中古かという視点も重要
W230は新車での購入が可能で、保証や最新技術がついてくる安心感があります。一方エストレヤは中古市場での購入となるため、価格は安めな傾向ですが、購入後の整備や部品供給への配慮が求められます。
「初めてだからこそ整備の心配が少ない方が良い」と考えるなら、新車のW230は非常におすすめです。反対に、機械いじりも楽しめる方やレトロ感を重視したい方にはエストレヤが魅力的に映るでしょう。
実際のユーザーの声を参考にする
W230はまだ登場したばかりのため、オーナーレビューは少なめですが、「軽くて乗りやすい」「街乗り向きで緊張せず乗れる」といった声が見られます。
エストレヤについては、「初めてのバイクだったがすぐに慣れた」「取り回しがしやすくて毎日乗りたくなる」といった好評価が多い一方、「古さゆえのメンテ費用がかかる」との意見もあります。
まとめ:あなたに合った一台を選ぶには
バイク初心者で身長164cmの女性にとって、W230とエストレヤはどちらも魅力ある選択肢です。メンテナンスの手間を避けたい、最新の安全装備を重視したいならW230、クラシックなデザインと足つきの良さを重視したいならエストレヤが向いています。
どちらを選んでもバイクとの生活はきっと楽しいものになります。できれば実車を見て、またがってみることで「しっくりくる方」を選んでみてください。初めての一台は、あなたにとって特別な存在になるはずです。
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