ホンダN-BOXは世代を超えて高い人気を誇る軽自動車ですが、初代JF1型を譲り受けて乗る場合、外観カスタムとしてホイールまわりに手を加えたいと考える人も多いのではないでしょうか。特に、スチールホイール(テッチンホイール)に純正トリムリングを装着したいというケースが見られます。本記事では、JF1型N-BOXにJF4型(現行型)のトリムリングが装着できるかどうかを中心に、ホイールの互換性や注文方法について詳しく解説します。
JF1とJF4のホイール仕様の基本
JF1型N-BOX(2011〜2017年)とJF4型N-BOX(2017年〜)では、ホイールのサイズは共通して14インチが主流です。しかし、ホイールキャップやトリムリングの固定方式やデザインには世代ごとの差異があります。
特にJF4型は、ホイール形状が改良されており、キャップやリングの固定構造が微妙に異なることがあります。これにより、物理的には装着可能でも、フィッティングや外れやすさに注意が必要となるケースがあるのです。
JF4型のトリムリングをJF1型に取り付ける可否
結論から言うと、JF4型の純正トリムリングはJF1型のスチールホイールに装着できる可能性がありますが、完全な互換性は保証されていません。装着自体は可能な場合もありますが、しっかりと固定できず走行中に外れてしまうリスクもあります。
実際に装着を試したユーザーの中には「パチンとはまるが、指で少し押すと浮いてくる」といった声もあり、装着後の安定性に注意が必要です。
ホンダカーズでの純正部品の注文について
ホンダ純正部品は全国のホンダカーズ店舗で注文可能です。部品番号が分かっている場合はスムーズに注文できます。分からない場合でも、車種・年式・グレードを伝えることで、適合するパーツを特定してくれます。
ただし、JF4型のトリムリングをJF1型に取り付ける旨を伝えると、「推奨外の装着」として断られる可能性もあるため、注文時は「部品単体として欲しい」と伝える方が良いでしょう。
他の代替案:社外トリムリングやホイールカバー
純正トリムリングが合わない場合は、社外品の14インチ対応トリムリングやホイールカバーも選択肢です。価格帯は1セット数千円程度からあり、デザインも豊富です。
注意点としては、社外品はホイールとのフィッティング精度が純正に劣る場合があるため、定期的に外れのチェックが必要です。また、車検には影響しない範囲で装着を行いましょう。
ユーザー実例:取り付けた感想
実際にJF1にJF4のトリムリングを装着したというユーザーの体験談では、「ぴったり装着できたが、段差を越えた際に1枚外れてしまった」「見た目は良くなったが、念のため接着剤で補強した」といった声がありました。
これらから分かるように、見た目の向上と実用性のバランスを考え、装着後の状態を定期的に確認することが重要です。
まとめ:装着は可能性あり、だが確認と工夫が必要
JF1型N-BOXにJF4型の純正トリムリングを装着することは、サイズやホイール形状が近いため一定の可能性があります。ただし、完全な互換性は保証されておらず、装着の安定性には個体差があります。購入前に現車確認や試着ができれば理想的です。
ホンダカーズでの部品注文は可能ですが、装着の可否は自己責任となるため、慎重に対応しましょう。最終的には、純正の見た目にこだわるか、コストを抑えた社外品を選ぶかで方向性が決まってきます。
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