オープンカーは、日常の移動を特別な体験に変えてくれる存在です。風を感じながら走る爽快感は、クローズドボディでは味わえない魅力です。今回は2025年現在、新車で購入できる国産オープンカーを厳選してご紹介します。
マツダ ロードスター(ND型)
「国産オープンカー」と言えば、まず外せないのがマツダのロードスター。1989年に初代が登場して以来、世界中で愛されるライトウェイトスポーツカーです。
現行ND型は、1.5Lまたは2.0Lエンジンを搭載し、軽快な走りと高いハンドリング性能が魅力。ソフトトップに加えて電動ハードトップの「ロードスターRF」もラインナップされています。
ダイハツ コペン
軽自動車で唯一、電動オープンを採用するダイハツのコペンも健在です。小さいながらも本格的なスポーツ走行が楽しめるモデルで、「Robe(ローブ)」「XPLAY」「GR SPORT」などのバリエーションがあります。
とくにトヨタとの共同開発で誕生した「GR SPORT」は、走行性能に磨きをかけた1台で、スポーツカー初心者にもおすすめです。
ホンダ S660(新車販売終了も在庫に注目)
2022年に惜しまれつつ生産終了したホンダS660ですが、一部ディーラーでは新古車や未使用車の在庫がある可能性があります。ミッドシップエンジン&タルガトップ構造の本格派軽スポーツとして、今でも高い人気を誇っています。
在庫車両は価格が高騰気味ですが、それだけ価値のある1台です。
スズキ ジムニー・スズキ ジムニーシエラ(オープンコンバージョン)
厳密には純正オープンカーではありませんが、ジムニーをベースにカスタムショップがオープン仕様に仕上げたモデルも一部で注目されています。4WD×オープンという組み合わせは、アウトドア好きにはたまりません。
たとえば、「DAMD」や「APIO」などが提供するコンバージョンキットを使えば、レトロなクラシック風オープンカーに変身させることも可能です。
将来的に期待されるモデル
日産やスバルといったメーカーからは現在国産オープンカーの新車ラインナップはないものの、EVの時代に新たなオープンカーの復活が期待されています。たとえば「日産 フェアレディZ」のオープン化や、EVロードスターの開発が噂されています。
選ぶ際のポイントとまとめ
国産オープンカーは選択肢が少ないものの、それぞれ個性豊かなモデルが揃っています。選ぶ際には以下のポイントに注目しましょう。
- 走行性能を重視 → マツダ ロードスター
- 維持費を抑えたい → ダイハツ コペン
- 希少価値重視 → ホンダ S660(在庫限定)
- 個性的な1台が欲しい → ジムニーカスタムオープン
どの車も、日常の移動を非日常に変える力を持っています。ぜひ自分のライフスタイルに合った一台を見つけて、風とともに走る歓びを体験してください。
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