カスタムバイクのDIYプロジェクトは非常に魅力的ですが、特に安全性や性能に関する正しい知識が不可欠です。ここでは、日産C50をチョッパースタイルにカスタムする際に必要な安全対策と必須パーツについて解説します。使用するパーツや加工方法、調整ポイントなどを分かりやすく説明しますので、参考にしてください。
1. ステム適合と異径ベアリングの選定
240mmのステムをC50フレームに装着する際、異径ベアリングとステム長調整スペーサーが必要です。適切な部品を選定し、しっかりと組み合わせることが安全性に繋がります。
- 異径ベアリング: ステムとフレームの適合に必要な異径ベアリングを選ぶ。ベアリングのサイズは、C50のフレームにフィットするものを選びましょう。
- ステム長調整スペーサー: ステムの長さ調整には、ステムスペーサーを使用して高さを調整します。
- 精密な取り付け: 正確に取り付けることが重要です。溶接やボルトの締め付けには慎重を期しましょう。
2. ロングフォークの前上がりを解消するロンスイとリアサス
ロングフォークによって生じる前上がりを解消するためには、適切なロンスイとリアサスの調整が必要です。これにより、走行中の安定性とコントロール性が向上します。
- ロンスイ: ロンスイの長さは、C50のホイールベースと走行性能に合わせて選定します。一般的には、純正2本溶接でDIYする場合は、約5~6cmの延長が目安です。
- ロングリアサス: フロントフォークが長いため、リアサスも調整してバランスを取ります。リアサスの長さは約1インチ(2.54cm)の延長が推奨されます。
- バランス調整: フォークとリアサスのバランスを取ることで、カスタムバイクの走行性能が最適化されます。
3. ロングワイヤーの選定
バイクのワイヤー類は、フォーク長やハンドルの変更に合わせて調整が必要です。アクセルやブレーキワイヤーが適切に長さが調整されていないと、走行中に不具合を引き起こす可能性があります。
- ブレーキワイヤー: ブレーキの操作性を確保するために、長さを調整したブレーキワイヤーを選びます。一般的には、フォーク延長に合わせて2~3インチの長さが必要です。
- アクセルワイヤー: アクセルワイヤーの長さも調整する必要があります。これによりスムーズなアクセル操作が可能となり、事故を防げます。
- 取り付けのチェック: ワイヤー類がスムーズに動作するか、取り付け時に確認を怠らないようにしましょう。
4. まとめ
日産C50をチョッパースタイルにカスタムする際、ステムの適合、ロングフォークの調整、そしてワイヤー類の選定が重要なポイントとなります。これらのパーツや加工を安全に行うことで、楽しいカスタムバイクライフが待っています。安全対策をしっかりと行い、自分だけのバイクを作り上げましょう。


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