数ヶ月前にパテ盛りをして研ぎ、サーフェーサーを吹いて塗装した箇所に凹凸が発生した場合、修正方法が気になりますよね。特に、塗装後に凹凸が目立つようになってしまった時にどう対処すれば良いのかを解説します。
1. 塗装剥がしと研磨
まず、塗装が硬化している場合でも、塗装剥がしを行うことで修正することが可能です。塗装面を紙ヤスリで削る方法が一般的ですが、強すぎる力で削ると下地まで傷がついてしまう可能性があるため、慎重に行いましょう。
最初は粗めの紙ヤスリ(例えば#400程度)で塗装を剥がし、段階的に細かいヤスリ(#800、#1000、#1500など)で滑らかな仕上がりを目指します。
2. 凹凸の原因を確認
凹凸が発生する原因には、パテの盛りすぎや研ぎが足りない場合があります。パテを盛る際には均等に盛り、研ぎは滑らかに行うことが重要です。もし、パテが適切に硬化していない場合や、研磨時に不均一に力が加わった場合、凹凸が残ることがあります。
凹凸が気になる箇所を再度確認し、どの部分が問題かを特定しましょう。場合によっては、パテを再度少し追加して均等に研ぐことが必要かもしれません。
3. サーフェーサーの再塗装
塗装剥がしと研磨後、サーフェーサーを再度吹きつけることが推奨されます。これにより、研磨した表面が滑らかに整い、塗装が均等に乗るようになります。
サーフェーサーを塗布した後は、再度研磨して表面が滑らかであることを確認し、最終的な塗装の準備を整えます。
4. 仕上げの塗装
再塗装を行う際は、研磨した表面が完全に乾燥し、滑らかであることを確認した後に行います。細かいヤスリで仕上げた後、塗装を施すことで、凹凸が目立たなくなります。
塗装は薄く何度かに分けて行うことで、ムラがなく、均一に塗装できます。塗装後は乾燥させ、最終的な仕上がりを確認しましょう。
5. まとめ
塗装後に凹凸が発生した場合でも、適切な研磨と塗装剥がしを行うことで修正は可能です。最初に塗装面を剥がしてから段階的にヤスリをかけ、再度サーフェーサーを吹いて塗装を仕上げることで、きれいな仕上がりを実現できます。
必要に応じて再度パテを追加することもありますが、慎重に作業を進め、最終的には美しい仕上がりを目指しましょう。


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