1998年式ZRX400(走行約6,800km)で事故後に異音が聞こえる状態…そんな不安を抱えている方へ向けて、必要な整備・点検内容をまとめました。
1. 外装・破損部品の交換と状態確認
壊れたカウル・ウィンカー・フロントフェンダーはもちろん交換が必要です。取り付け状態により電装や配線の緩み・ショートがないかもチェックしましょう。
ジェネレーターカバー破損は、内部に異物混入やローター周りへのダメージのリスクを高めます。
2. ジェネレーター関連の異音原因と対策
「シャリシャリに近い音」は、ジェネレーター(オルタネーター)のチェーンや内部ギアの損傷が考えられます。
EX-500ユーザーの報告では、スターター/オルタネーター駆動系(チェーン・クラッチ)からのグラインド音が確認されています :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
3. 油脂・オイルの交換と内部点検
事故衝撃でクラッチケース内への異物混入があるため、エンジンオイルとフィルターの早め交換が必要です。
オイル交換と同時にドレンボルト部の鉄粉チェックも必須。異常があれば内部損傷の可能性があります。
4. エンジン内部および駆動系の確認
発進・アイドリング時の異音の有無、異常振動のチェックが重要です。
セル一発でかかるならスターター系は作動しているものの、クラッチやチェーンの異常による音の可能性も否定できません。
5. 専門ショップでの推奨整備
- ジェネレーターカバー内部の清掃・ベアリングやチェーン点検
- スタータークラッチやギアの摩耗チェック
- カウル類の交換と配線・ウィンカー接続の再確認
- 試乗確認と音源特定(異音発生条件を把握)
まとめ
カウルやフェンダー、ジェネレーターカバー破損による内部ダメージリスクがあり、「シャリシャリ音」は駆動系やジェネレーター内部の異常が疑われます。
速やかにオイル&フィルター交換を行い、ジェネレーター/スターター周りの点検・清掃・交換を専門ショップで依頼することを強くおすすめします。
試乗調整・異音記録を行えば安心して公道復帰できますので、ぜひ計画的な整備を進めてください。
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