YZF-R25にスリップオンマフラーを取り付ける際のクランプバンドの締め付けトルクと注意点

バイク

YZF-R25はカスタムパーツが豊富に出回っており、ビームスのスリップオンマフラーも多くのユーザーから支持されています。しかし、マフラー交換時に見落とされがちなのがクランプバンドの締め付けトルクです。適切なトルクで取り付けないと、排気漏れや脱落などのトラブルを引き起こす可能性もあります。この記事では、YZF-R25にマフラーを装着する際の適切な締め付けトルクや作業の注意点を解説します。

クランプバンドの締め付けトルクの目安

スリップオンマフラーのクランプバンドの締め付けトルクは、通常7~10Nmが一般的な目安です。ビームス公式では明記されていない場合もあるため、製品付属の説明書を必ず確認することが大切です。

例として、同系のマフラー製品では「8Nm」と記載されているケースもあり、これは10mmスパナやトルクレンチを使えば手軽に設定可能な範囲です。締めすぎるとバンドやマフラーの変形を招くため注意が必要です。

トルクレンチの使用をおすすめする理由

感覚での締め付けは、締め過ぎや緩みの原因になります。特にバイクのように振動が多い車両では、適正トルクが保たれていないと、マフラーのズレや脱落、最悪の場合走行中の事故につながる可能性があります。

ホームセンターなどで購入できる簡易型のトルクレンチでも、指定トルクを再現することができるため、安全面を考慮して導入することをおすすめします。

マフラー装着時のその他の注意点

取り付け時は必ずエンジンが冷えている状態で作業を行ってください。熱い状態で作業すると火傷のリスクがあります。

また、取り付けた後は排気漏れがないか、エンジンをかけてチェックしましょう。排気漏れの際は再度バンドを確認し、緩みがあれば増し締めを行います。

マフラー交換に関する実例と失敗談

あるユーザーは、トルクレンチを使わず締め付けすぎた結果、マフラーに亀裂が入ってしまい新品交換する羽目に。また別のユーザーは緩すぎて走行中にマフラーが脱落。後続車との接触事故になりかけたというケースもあります。

これらの事例は「たかがバンド」と侮ることがどれほど危険かを物語っています。作業は慎重に、確実に行いましょう。

まとめ:安全で確実なマフラー装着を

YZF-R25にビームスのスリップオンマフラーを取り付ける際は、クランプバンドの締め付けトルクを適正に保つことが非常に重要です。目安として7~10Nmを参考にしつつ、必ず説明書の指示を確認し、トルクレンチを使用することで安全で確実な装着が可能になります。

安全第一で、快適なバイクライフをお楽しみください。

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