中古バイクをグーバイクなどのポータルサイトで探す方が増えてきました。しかし、すべての販売店が安心できる対応をしてくれるわけではありません。特に「納車整備の説明がない」「点検記録簿がない」といったショップに対して、不安を覚える方も多いはずです。この記事では、中古バイク購入時に重視すべきポイントと注意点について解説します。
納車整備とは何か?なぜ重要なのか
納車整備とは、バイクを購入者に引き渡す前に、ショップが行う点検・整備のことです。安全に走行できる状態で渡すためのもので、主にオイルやブレーキパッド、タイヤの状態、電装系統などがチェックされます。
納車整備がきちんと行われていないと、納車直後にトラブルが起こるリスクが高くなります。特に初めてバイクを買う人は、走行直後にブレーキやクラッチに異常が出ても気づきにくいため、整備がされているかどうかは非常に重要なポイントです。
点検記録簿がない=整備されていない?
点検記録簿は、過去に行われた整備や修理の内容を記載した書類です。これがあることで、そのバイクがどんなメンテナンスを受けてきたかが一目でわかります。
記録簿がない=すぐに怪しいショップというわけではありませんが、記録簿が出せないことを説明せずに販売するショップは信頼性に欠ける可能性があります。最低限、なぜ点検記録簿がないのか、納車整備はどこまで対応するのかを質問し、その回答の誠実さを確認することが重要です。
整備内容が不明なショップは避けたほうが無難
バイク購入後の安全性や満足度に大きく関わるのが、納車整備の有無です。「整備費込み」と書いてあっても、実際の内容が明示されていない場合は注意が必要です。
たとえば、「オイルとバッテリーは新品交換します」と記載されていればある程度安心できますが、何も明記されていない場合はどこまで対応してくれるのかわかりません。こうしたショップでは、後から高額な修理費がかかるリスクも。
信頼できるショップの見分け方
- 納車整備内容を明確に説明してくれる
- 点検記録簿や整備履歴がある場合は提示してくれる
- 質問に対して誠実に回答してくれる
- 整備士が常駐しているなど体制が整っている
これらの点を満たしていれば、信頼性の高い販売店と言えます。実際に店舗を訪れて、車両の状態や店員の対応を確認することも大切です。
失敗を避けるための事前準備
購入前にできる限りの情報収集をしましょう。グーバイクに掲載されているショップのレビューや、Googleマップ上の評価も参考になります。また、友人やSNSのコミュニティで評判を確認するのも効果的です。
また、予算が許すなら「認定中古車制度」など、メーカーが整備保証しているバイクを選ぶのも安心材料になります。
まとめ:説明責任を果たさないショップは要注意
納車整備の説明がない、点検記録簿がないショップは、確かにリスクが高い可能性があります。トラブルを防ぐためにも、購入前にはしっかりとショップの説明を受け、不明点は積極的に質問しましょう。
少しでも不安を感じたら、別の信頼できるショップでの購入を検討することが、後悔しない中古バイク選びにつながります。
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