シビックハッチバックのリアに採用されているマルチリンクサスペンションについて、車高を落とすとトー角がどのように変化するのかについて解説します。特に、トー角のイン/アウトの動きについての理解を深めることができます。
1. マルチリンクサスペンションの基本構造
シビックハッチバックのリアに採用されているマルチリンクサスペンションは、車両の安定性やハンドリング性能を向上させるために設計されています。このサスペンションの構造は、複数のリンク(アーム)を使い、タイヤの動きを複雑に制御します。そのため、車高を変更するとサスペンションのジオメトリー(几何学的な配置)も変化し、トー角にも影響を与えます。
2. 車高を下げた場合のトー角の変化
車高を下げると、シビックハッチバックのマルチリンクサスペンションでは、リアのトー角がインに動くことが一般的です。これは、車高を下げることによってサスペンションのアーム角度が変わり、タイヤの接地面に対する角度が変化するためです。その結果、リアタイヤが内向きに向かう「イン・トー」状態になります。
3. トー角がインに動く理由とその影響
トー角がインに動く理由は、車高を下げることによってサスペンションの取り付け角度が変化し、リアタイヤの向きが内側に向かうからです。イン・トー状態が続くと、車両の直進安定性やタイヤの摩耗に影響が出ることがあります。また、ハンドリングにも変化が現れ、特にカーブでの挙動が変わる可能性もあります。
4. 車高調整とその後の調整作業
車高を変更した場合は、サスペンションのジオメトリーが変化するため、トー角やキャンバー角の調整が必要です。特に、マルチリンクサスペンションを採用している車両では、正確なアライメント調整が行われないと、タイヤの偏摩耗や走行安定性に問題が生じる可能性があります。車高を下げた後は、アライメントの調整を専門店で依頼することをおすすめします。
5. まとめ
シビックハッチバックのリアマルチリンクサスペンションにおいて車高を下げると、トー角がインに動くことが一般的です。この変化は、タイヤの接地面や走行性能に影響を与える可能性があるため、車高を調整した場合は、アライメント調整を行うことが重要です。

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