200系クラウンで純ベタを目指すなら?ショートナックルの選び方とおすすめサイズ解説

カスタマイズ

200系クラウンで“純ベタ”(フェンダーとタイヤが密着するスタイル)を目指すカスタムは、足回りのセッティングが重要なポイントです。その中でも特に注目されるのが「ショートナックル」。しかし、何mmショートにするかで見た目や走行性能に大きな違いが出るため、慎重に選ぶ必要があります。

ショートナックルとは?その役割と効果

ショートナックルとは、ステアリングのタイロッド取り付け位置やナックルアーム部分を短く加工した部品で、主にハンドルの切れ角アップとロアアーム位置の最適化に使用されます。

200系クラウンのような車格では、タイヤ・ホイールをフェンダーに収めながら低く構えるスタンスを作るために、ショートナックルは非常に有効です。

200系クラウンにおすすめのショート量は何mm?

多くのオーナーが採用しているのは20mm〜25mmショートのナックルです。このサイズであればロアアームのバンザイ状態(上向き)をある程度抑えつつ、ドライブシャフトやテンションロッドへの干渉リスクも少なく、街乗りでも安定した走行が可能です。

30mm以上になると干渉リスクが急増し、メンバー加工やアーム類の強化が必要になります。よって、純ベタを狙いつつ日常使用もしたい方には、20mm〜25mmがベストバランスです。

純ベタセッティングを成功させるための他の要素

ショートナックルだけでなく、下記のポイントも重要です。

  • キャンバー調整:アッパーアームやピロで角度調整を実施
  • 車高調のストローク調整:バンプラバーやショートストローク化で底付き防止
  • ホイールサイズ:フェンダーツライチになるようインセットを最適化

たとえば、フロント9J+35、リア10J+40程度が自然なツラを出しやすいセッティング例です。

実際のカスタム事例に学ぶ

関東圏で活動している200系クラウン乗りの一例では、ショートナックル25mm・フルタップ式車高調・フロント9J+30・リア10J+35というセッティングで、キャンバー角も-4度前後に抑えながら“純ベタ”を実現しています。

このように、ショートナックルの選択は「全体のバランス設計」の中で決めることが大切です。

まとめ:20〜25mmのショートで快適さとスタイルの両立を

200系クラウンで純ベタを狙うなら、ショートナックルのショート量は20〜25mmが推奨です。過激すぎず、日常使用とのバランスも良好。もちろん、足回り全体の見直しとセッティングを合わせて行うことで、より完成度の高いスタイルが手に入ります。

カスタムは自己表現のひとつ。安全性と個性を両立させながら、あなたらしい一台を仕上げてみてください。

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