異なるメーカーやモデルのサイレンサーを取り付ける場合、サイズの違いや形状の不一致が問題になります。リブラプロM9にワルツのサイレンサーを装着したい方も多いですが、そのままでは径が合わず取り付けが難しいことがほとんどです。この記事では、異径サイレンサーを取り付けるための方法と注意点を解説します。
サイレンサー取り付けでサイズが合わないときの基本的な考え方
サイレンサーの取り付けで重要なのは、パイプ径と固定方法です。径が違いすぎる場合、そのままでは排気漏れや取り付け不良の原因になります。そのため、変換アダプターやカラーを使って径を合わせる必要があります。
例えば、Φ50のエキパイにΦ60のサイレンサーを取り付けたい場合は、Φ50→60に変換するジョイントを使うことで対応できます。
変換アダプターやジョイントの活用
市販されている「サイレンサー変換アダプター」や「エキパイジョイント」を利用すれば、異径でも取り付け可能になります。これらはホームセンターやバイク用品店、ネット通販でも手に入れることができます。
また、エキゾーストバンドや耐熱シーリング材を併用すると、より確実に固定でき、排気漏れも防げます。
加工による取り付け方法
市販の変換パーツで対応できない場合は、専門ショップに依頼して加工してもらうのが安全です。溶接による径の調整や、専用のサイレンサーステーを作ってもらうことで、確実な取り付けが可能になります。
特に高回転で使用する場合や長距離走行を考えている場合は、DIYよりもプロの加工をおすすめします。
実例:DIYで取り付けたケース
実際に、リブラプロM9に径違いの社外サイレンサーを取り付けたライダーは、アルミ製の変換アダプターと耐熱バンドを使用して取り付けに成功しています。ただし、強度面や耐久性に不安が残るため、後にショップで正式に加工を依頼するケースもあります。
このように、DIYでも一時的に装着可能ですが、長期的に安心して走行するにはショップ加工が望ましいといえるでしょう。
取り付け時の注意点
異径サイレンサーを取り付ける際は、以下の点に注意してください。
- 排気漏れがないかチェックする
- サイレンサーが走行中に脱落しないよう固定を強固にする
- エンジン性能や燃調への影響を考慮する
特にサイレンサーの脱落は大事故につながる可能性があるため、固定方法には十分注意が必要です。
まとめ
リブラプロM9にワルツのサイレンサーを取り付ける場合、径の違いを変換アダプターで補正する方法が一般的です。DIYでの取り付けも可能ですが、安全性を考えるとショップでの加工依頼がベストな選択といえます。しっかりとした固定と排気漏れ対策を行い、安心してカスタムを楽しみましょう。
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