【HC35ローレル後期】対応ブレーキパッド・ディスクローターの選び方と適合品一覧

車検、メンテナンス

日産ローレルHC35後期は、その快適性と直列6気筒エンジンで愛されるモデルです。長年乗り続けているとブレーキパッドやディスクローターの交換時期がやってきますが、「どのパーツが適合するのか」が不明確なことも多いです。この記事では、HC35後期に適合するブレーキパッドとディスクローターを具体的に紹介し、選び方や互換性のある社外品についても解説します。

HC35ローレル後期の基本仕様をおさらい

HC35型は1997年から2002年まで販売され、RB20DEやRB25DEエンジンを搭載しています。グレードによってはABS付き車両やブレーキサイズが異なる場合がありますが、基本的に下記仕様が基準となります。

  • フロントブレーキ:ベンチレーテッドディスク
  • リアブレーキ:ソリッドディスク
  • ブレーキキャリパー:日産純正1POT

純正相当のブレーキパッド品番と代表的社外製品

HC35後期に対応するブレーキパッドの代表的な品番とメーカーは以下の通りです。

位置 メーカー 品番 備考
フロント 日産純正 41060-75F25 標準タイプ
フロント DIXCEL EC-321187 ストリート向け低ダスト
リア 日産純正 44060-75F25 標準仕様
リア DIXCEL EC-325241 ローター保護に優れる

型式HC35の年式やグレードにより若干仕様が異なる場合があるため、念のため車検証の型式指定番号と類別区分番号を用いてパーツ検索サイトで適合確認を行うのが安心です。

ディスクローターの適合情報と交換の目安

ディスクローターは摩耗や歪みがあると制動力に大きく影響します。HC35後期に対応するローターの代表的な品番は以下の通りです。

位置 メーカー 品番 特徴
フロント DIXCEL PD321187 純正同等、コスト重視
リア DIXCEL PD325241 純正同等

走行距離が10万kmを超えている車両や、過去にディスク研磨を行っている場合は、新品への交換が推奨されます。

社外品選びのポイントと信頼性のあるメーカー

純正品と比較して価格を抑えたい場合、社外品を検討するのも良い選択肢です。おすすめは以下のブランドです。

  • DIXCEL:性能と価格のバランスが良く、ストリート〜スポーツまで幅広く対応
  • Project μ:スポーツ志向に強く、制動力を求める方におすすめ
  • ENDLESS:高耐熱性と耐摩耗性を誇る

これらのメーカーはいずれも適合表を提供しており、車両型式・年式・グレードで選択可能です。

交換作業時の注意点とアドバイス

DIYで交換する場合は以下の点に注意が必要です。

  • ブレーキフルードの状態を確認し、必要に応じて交換
  • パッドグリスを忘れず塗布し、鳴き防止
  • 締め付けトルクは規定値を守る(例:キャリパーボルト約85Nm)

安全面を考慮し、不安がある場合はプロショップやディーラーへの依頼をおすすめします。

まとめ:HC35ローレル後期のブレーキパーツは選択肢豊富

HC35型ローレル後期は現在でも多くのアフターパーツが流通しており、純正品・社外品どちらでも入手が可能です。確実な適合確認と、安全性を重視した選択を心がけましょう。パーツ購入時は、信頼あるショップや適合表の掲載されているサイトを活用するのがおすすめです。

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