アドレスV125SをK5のV125G並みに加速アップさせるチューニング術と注意点

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アドレスV125Sの加速力に不満を感じ、「K5(アドレスV125G)みたいに速くしたい」と考える方は少なくありません。本記事では、V125Sの加速性能を改善し、K5に近づけるための具体的な手段と注意点をわかりやすく解説します。

V125SとV125G(K5)の違いを理解しよう

まずは基本的な違いを把握することがチューニングの第一歩です。K5(V125G初期型)は軽量かつセッティングがピーキーで、加速重視の味付けがされています。

一方、V125Sは環境性能や耐久性重視の設計で、パーツのセッティングが穏やかです。そのため、加速面で見劣りするのは当然といえます。

駆動系の変更が加速アップのカギ

加速性能に最も影響するのは駆動系パーツのセッティングです。以下のような変更が効果的です。

  • ウエイトローラーの軽量化(例:純正12g → 10g~11g)
  • 強化クラッチスプリングへの交換
  • ハイスピードプーリーの導入

例えば、KITACOやDAYTONAから出ているハイスピードプーリーキットを導入し、セッティングを細かく調整することで、K5並みの加速感を体感することも可能です。

吸排気系のチューニングでレスポンス改善

次に注目すべきは吸排気系です。燃調を崩さずにレスポンスを上げるには。

  • パワーフィルターの装着
  • 社外マフラーへの交換
  • インジェクションコントローラーの導入

吸気や排気がスムーズになることで、エンジン回転の立ち上がりが良くなり、加速感も向上します。ただし、燃調ズレによるエンジントラブルを避けるため、インジェクション調整もセットで行うことが望ましいです。

軽量化による体感的な加速向上

加速にとって「車体の重さ」は重要な要素です。V125SはGよりも装備面が充実している分、やや重くなっています。

以下のような簡単な軽量化手法が効果的です。

  • リアキャリアやグリップバーの取り外し
  • バッテリーのリチウム化
  • ホイールやマフラーの軽量タイプへの交換

体感的な加速向上にもつながります。

実際のカスタム事例:V125SでK5並みに速くなったケース

あるユーザーは以下の組み合わせで満足の加速感を得ています。

  • ウエイトローラー11g×3
  • 強化センタースプリング(RPM製)
  • KITACOハイスピードプーリー
  • BEAMS製マフラー+サブコン

これにより、K5のノーマル車よりも出だしの加速が勝る印象になったという声もあります。

注意点と公道でのマナー

加速アップは楽しいですが、安全性や保安基準への配慮が欠かせません。

無理な改造や車検非対応のパーツ使用は控え、しっかり調整された状態で走行しましょう。また、暴走行為は他のドライバーに迷惑をかけるので絶対にNGです。

まとめ:V125Sも工夫次第でK5並みの加速に!

アドレスV125Sはチューニング次第で、K5に近い加速感を実現可能です。

駆動系・吸排気・軽量化の三本柱をバランスよく手を入れつつ、安全第一で楽しむことが、長く付き合える速いバイク作りのコツです。

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