GT86のマフラーカスタム徹底解説:TRD4本出し+中間ストレート化で音量はどう変わる?

カスタマイズ

トヨタ GT86の魅力のひとつが、スポーツカーらしいサウンド。特にマフラー交換や吸排気系のチューニングは、音量やフィーリングに大きく影響を与えます。今回はTRDハイレスポンスマフラー(4本出し)装着車における中間パイプのストレート化が音にどう影響するのかを中心に解説します。

TRDハイレスポンスマフラーの基本性能とは?

TRD製マフラーは、音質・排気効率・車検対応の3つのバランスに優れた高品質な純正オプション。特にリア4本出しタイプは、低音重視の「スポーティかつジェントルなサウンド」が特徴です。

しかし、ノーマルの中間パイプでは、触媒やサブタイコ(中間サイレンサー)により音がある程度抑えられています。

中間パイプをストレート化するとどうなる?

中間パイプをストレート仕様に変更すると、サブタイコの消音効果がなくなり全体的に音量が大きくなります。特に3,000〜5,000rpmの回転域での排気音がより鋭く響くようになります。

具体的には、「純正:控えめな重低音 → ストレート:やや乾いたレーシーな音」へと変化します。

ただし、フロントパイプやエキマニが純正のままなら、爆音化までは至らず、あくまで音量増加は“程よく目立つ”レベルにとどまるのが一般的です。

マフラー音量に関する実例と注意点

以下はGT86オーナーの体験談の一例です。

  • TRD4本出し+中間ストレート(HKS製) → アイドル時は静かだが、踏むとしっかり響く音に変化
  • TRD4本出し+純正中間 → 音質は良いが少し物足りないと感じる人も

また、ストレート化により「排気漏れ」「低速トルクの減少」「保安基準の問題」が起こる場合もあるため、選ぶ製品やショップには注意が必要です。

構成別のサウンド比較表

構成 音量 音質 備考
TRD4本出し+純正中間 控えめ ジェントルな低音 車検対応・安心仕様
TRD4本出し+中間ストレート やや大きい 乾いた高音寄り 適度な存在感
社外フルストレート 爆音 鋭いレーシー音 車検非対応の可能性あり

音量以外の変化と走行性能への影響

中間ストレート化は音だけでなく、排気効率の改善にもつながり、高回転域での吹け上がりが軽くなることがあります。ただし、低中速トルクが減少し、街乗りでの扱いにくさが出る場合もあります。

また、ECU(コンピュータ)の再学習やセッティング調整を行うと、パワーアップとフィーリング改善がより感じられるようになります。

まとめ:中間ストレート化は「音量アップ+スポーティさ向上」

GT86にTRD4本出しマフラーを装着している場合、中間パイプをストレートに変更すると音量は確実に増加します。ただし、極端な音ではなく、日常でも扱える範囲での音量アップが期待できます。

「もう少し音が欲しい」「見た目は純正で音だけレーシーにしたい」という方には、中間ストレート化はおすすめのカスタムです。車検・騒音規制には注意しつつ、自分好みのサウンドチューニングを楽しんでください。

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