平成30年登録のスペーシアカスタムでサイドミラーが格納されなくなるトラブルは、比較的よく報告される症状です。今回は、モーター音はするのに動かない原因や、自分で試せるチェック方法、交換目安までを整理してご紹介します。
まずチェックしたいのはスイッチと配線
室内ドア格納スイッチやリクエストスイッチに反応がない場合、まず疑うべきはスイッチ本体や配線の接触不良です。内部配線やコネクタの緩み、接点の劣化がないかドアパネルを外して目視・清掃してみましょう。モーター音がしても動かなければ接触不良の可能性があります。
モーターやギヤの故障が意外と多い
モーターは動いているようでも、ギヤが噛み合っていなかったり、ギヤ内部の一部が破損して空回りしているケースがあります。あちこちで“ギャー”“ギー”と音がし続けるなら、モーターギヤユニットの交換が必要です:contentReference[oaicite:0]{index=0}。
ヒューズやバッテリーリセット後でも動かない理由
10Aヒューズが切れていない、バッテリー着脱しても改善しないということは、電気は来ているが機械が働いていない状態。つまりモーターやギヤの機械的故障である可能性が高いです。
簡単な応急処置とDIY目安
モーター音だけ止めてあれば当面的な使用に支障はありません。みんカラでは、モーターの配線を抜いて「モーター音だけ止める」処置をしている方もいます:contentReference[oaicite:1]{index=1}。
しかし根本解決には、ミラーモーターごと交換またはギヤユニット交換が必要です。車種によりますが、モーター+ギヤユニットなら2〜3万円、ドアミラーAssy交換なら3〜5万円が目安です:contentReference[oaicite:2]{index=2}。
プロに依頼すべきか自分で挑戦してみるか
ドアパネルの取り外しやコネクタの取り扱いに慣れていれば、自分でミラーモーター+ギヤユニットの交換にも挑戦できます。ただしスムーズに格納させたいなら、ギヤや軸に対する確実な組み込みが必要です。
不安がある場合は信頼できる整備工場やディーラーで交換対応を依頼するのが安心です。
まとめ:原因に応じた正しい対処がカギ
症状まとめ。
- スイッチや配線の接触不良→ドアパネルを開けてチェック・清掃
- モーター音はするが動かない→モーターユニットまたはギヤの故障
- ヒューズ切れなし、リセット済→電気系ではなく機械系トラブル
応急的に音を消す処置は可能ですが、根本解決には部品交換が必要です。DIYでやる場合は慎重に対処し、不安があればプロに依頼するのが最短かつ安全な対応と言えるでしょう。
コメント