高齢の家族がいる場合や大人数でのお出かけが多い家庭では、「ゆったり6人乗れて、足の悪い人でも乗り降りしやすい車」が求められます。この記事では、普通免許で運転可能な条件を満たした車の中から、快適性と利便性を兼ね備えたモデルをご紹介します。
ファミリーに最適なミニバンとは?
6人以上乗れる車といえば「ミニバン」が王道です。スライドドアによる乗降性の高さ、室内空間の広さ、荷室の柔軟性など、家族にうれしい機能が揃っています。
中でも2列目と3列目のアクセスがしやすく、車高も高めなので足の不自由な方にもやさしい設計がされています。
おすすめ①:トヨタ・ノア/ヴォクシー
トヨタの人気ミニバン「ノア」や「ヴォクシー」は、低床設計と電動スライドドアを備えており、車いすの方でもサポートしやすい点が評価されています。
2列目キャプテンシートはアームレスト付きで乗り心地も抜群。シートアレンジも多彩で、長距離移動にも対応します。
おすすめ②:ホンダ・ステップワゴン
ホンダの「ステップワゴン」は、わくわくゲート(横にも縦にも開くリアゲート)などユニークな機能を搭載しつつ、低床設計で乗り降りのしやすさも優秀です。
2列目シートのスライド幅が広く、3列目へのアクセスもスムーズ。足腰が弱い方にも配慮された設計となっています。
おすすめ③:日産・セレナ
日産の「セレナ」は、ミニバンクラスでトップクラスの燃費性能と広い室内空間が魅力。特に「e-POWER」モデルでは静粛性にも優れており、快適なドライブが可能です。
助手席側のスライドドアにはステップも内蔵されており、足元が不安な方でも乗り降りが安心です。
スライドドアの重要性と福祉対応モデル
スライドドアは、ドアが大きく開く必要がないため、狭い場所でも乗り降りしやすいメリットがあります。また、車いす対応の福祉車両が用意されているモデルも多く、必要に応じて検討することができます。
たとえば、ノア「ウェルキャブ」やステップワゴンの「サイドリフトアップシート車」などは、車いすや足の不自由な方のための機能が追加されています。
普通免許で運転できる範囲とは?
現在の普通自動車免許では、車両総重量3.5t未満、最大積載量2.0t未満、乗車定員10人以下の車両が運転できます。この記事で紹介している車はすべてこの範囲内なので安心です。
ただし、古い「普通免許(旧制度)」をお持ちの方は、8人以上乗車可能な車でも運転できますが、念のため確認しましょう。
まとめ:家族構成と利用目的に合った車選びを
6人が快適に座れて、足の悪い方でも安心して乗れる車を探している方には、ミニバンタイプが最適です。ノア・ヴォクシー、ステップワゴン、セレナは特に使い勝手がよく、どれも普通免許で運転可能です。
購入時は試乗やシート乗降の確認も忘れずに。家族みんなが笑顔で出かけられるカーライフを応援します。
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