新型シエンタのリアモニターでFire TV Stickを走行中でも視聴できるようにしたい方に向け、必要な機器や配線、注意点を整理しました。実際の構成例を交えて具体的に解説します。
HDMI入力端子の導入とFire TV Stick接続
まず、ディーラーオプションや社外品でリアモニター／グローブボックスにHDMI入力端子を設置します。そこにFire TV Stickを接続することで、車内でストリーミング視聴が可能になります。
例えば、グローブボックス内にHDMI入力とUSB電源を引き込み、Fire TV Stickを取り付けてモニターと接続しているユーザーもいます :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
前席＆後席モニターの同時出力
Fire TV StickからHDMI信号をHDMI2分岐アダプタで分配し、前席のディスプレイオーディオと後席モバイルモニターの両方に出力できます。
これにより、前席では通常のナビ表示、後席ではFire Stick画面を映すといった使い分けも技術的には可能です :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
走行中の視聴制限を回避するには
多くの場合、純正ディスプレイオーディオは走行中に映像入力を制限する「TVキャンセラー」が非搭載なら信号が自動でナビモードに切り替わる仕様になっています。しかし、HDMIからの入力信号は常時流れているため、前席だけ制限され、後席では視聴できるケースが見られます :contentReference[oaicite:2]{index=2}。
後席で視聴を続けたい場合、「TVキャンセラー」や類似機器によって録画・映像禁止制限を外す工夫が必要です。
配線の具体例：電源の取り方と配線ルート
Fire TV StickはUSB給電で動作します。車内のUSB端子（センターコンソール、グローブボックス奥、シガーソケットなど）から給電できるよう配線すると便利です。
たとえば、グローブボックスからシガーソケットまでケーブルを通すことで電源確保しつつ、バックパネル内にケーブルを隠す取り回しが可能です :contentReference[oaicite:3]{index=3}。
注意点とトラブル回避のポイント
- HDMI分配器の相性：Fire Stickと相性の良い分配アダプタを選ぶ必要があります。相性が悪いと片方しか映らないケースもあります :contentReference[oaicite:4]{index=4}。
- TVキャンセラーの導入：前席での走行中視聴制限を解除するには、適切なキャンセラーや市販の「走行中テレビ視聴キット」の導入が有効です。
- 電源の安定供給：シガーソケット側のUSB変換器は、十分な電力を供給できる高品質な製品を選びましょう。
まとめ：走行中にリアモニターで視聴するための要点
リアモニターへFire TV Stickを走行中でも映すには、HDMI入力端子＋USB給電＋HDMI分配器＋（必要に応じて）TVキャンセラーの組み合わせが基本です。
配線の設置場所や相性の確認が鍵となりますので、部品選びやDIY施工時の参考にしてください。快適なドライブ時間を後席でもお楽しみください。
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