ジムニーJB74の背面スペアタイヤは何キロまで大丈夫?重量制限と装着時の注意点を解説

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スズキ・ジムニーJB74はアウトドアやオフロードを愛するユーザーに根強い人気を誇ります。その中でも気になるのが、背面ドアに装着されているスペアタイヤの重量制限です。カスタムパーツを付けたい場合や、タイヤサイズを変更したい時には特に知っておきたいポイントです。

ジムニーJB74純正のスペアタイヤ重量とは?

JB74に装着されている純正タイヤ(195/80R15)は、おおよそタイヤ単体で10〜12kg程度、ホイールを含めておよそ18kg〜20kg程度となります。これがスズキ側が想定する基本重量です。

この程度の重さであれば、背面ドアへの影響はほぼなく、ドアの開閉やヒンジの耐久性にも支障は出ません。

実際の耐荷重は何kgまで?

明確に「〇kgまでOK」とスズキが公式に発表しているわけではありませんが、実際の現場やディーラー整備士の経験則では「25kgを超えると注意が必要」という意見が多数です。

それ以上の重量になると、背面ドアのヒンジにかかる負担が増し、長期的に見ると開閉に不具合が出たり、ドアのたわみやガタつきが生じるリスクもあります。

重量のあるタイヤを装着する際の注意点

例えば、オフロード用のMTタイヤや、16インチ以上の社外ホイールを組み合わせると、軽く30kgを超えるケースもあります。そうしたカスタムを行う際には、補強ステー背面タイヤキャリアの強化が必要です。

また、重量増によりリアドアの開閉が重くなったり、車両重心が変化して走行性能に影響が出る可能性もあるため、注意が必要です。

実例:30kg級のスペアタイヤを装着したケース

一部のユーザーは、33インチ相当のタイヤ(ホイール込みでおよそ32kg)を装着して使用しています。この場合、リアゲートに補強金具を追加し、定期的なメンテナンスを行うことでトラブルを回避しています。

ただし、メーカー保証対象外になる可能性もあるため、改造の際は自己責任で慎重に対応する必要があります。

背面タイヤの軽量化という選択肢

オフロード用途ではスペアタイヤを車内に移設するという方法もあります。また、「テンパータイヤ(応急タイヤ)」や軽量ホイールに変更することで、ヒンジへの負担を軽減する工夫も見られます。

普段街乗りメインであれば、軽量化を意識することで燃費にも多少良い影響があります。

まとめ:背面タイヤの重量管理は長期的に見て重要

ジムニーJB74の背面スペアタイヤは、基本的に純正+α程度(〜25kg程度)までであれば安全に使用可能です。これを超える場合は、補強や構造変更などの対策を講じることで安全性を保つ必要があります。

カスタムを楽しみながらも、愛車の寿命を縮めないよう、重量管理にはぜひ気を配っていきましょう。

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