初心者におすすめのバイク免許とツーリング向きのバイク選び方ガイド

バイクに興味を持ち始めたけれど、どの免許を取るべきか、どのバイクが自分に合っているのか分からない……そんな方に向けて、バイクの免許の種類や選び方、ツーリングにぴったりのバイクの選定方法まで詳しく解説します。

バイク免許の種類と特徴

日本で取得できる主なバイク免許には「原付免許」「普通自動二輪免許（小型・中型）」「大型自動二輪免許」があります。それぞれで運転できるバイクの排気量が異なります。

例えば、普通自動二輪（中型）は125cc〜400ccのバイクを運転でき、ツーリングにも十分な性能があります。まずはこの免許を目指すのが無難でしょう。

原付は費用や取得の難易度は低いですが、ツーリングには力不足。大型は自由度が高いものの、コストや教習期間が長くなる点に注意が必要です。

免許選びに迷ったら「普通自動二輪（中型）」がおすすめです。排気量400ccまでの車種に乗れるため、都市部でも長距離ツーリングでもバランスよく使えます。

実際、多くのライダーが最初に取得するのがこの中型免許です。取り扱いやすい車種も多く、練習しやすいのが魅力です。

例：ホンダの「CB400 SUPER FOUR」は中型免許で乗れる代表的なバイクで、教習車としても使われているほど安定感と信頼性があります。

ツーリングを楽しむためには、乗り心地や燃費、荷物の積載性などが重要です。ポイントは「自分の体格に合っているか」「疲れにくい姿勢か」「航続距離が十分か」です。

ツーリング向けのバイク例：・ヤマハセロー250（軽量で扱いやすい）・スズキ Vストローム250（長距離走行向け）・カワサキエリミネーター（ローシートで安心）

シート高やハンドル位置、燃料タンク容量など、スペックもチェックしましょう。バイクショップで実際にまたがってみるのも重要です。

普通自動二輪免許の取得には、教習所に通う場合で約10〜15万円、期間は2〜3か月程度が一般的です（MT・ATで費用や期間が異なります）。

社会人の場合は土日のみで通えるコースもあり、負担が少ないのもポイントです。また、キャンペーン割引を実施している教習所もあるため、こまめに情報収集しましょう。

初めてのツーリングは不安もありますが、最初は短距離から始めて経験を積むのがおすすめです。実際、都内在住のAさんは、初めて取得した中型免許で千葉の九十九里浜までの日帰りツーリングを楽しんだそうです。

「風を感じながら走る感覚が最高でした。道の駅で休憩したり、美味しい海鮮丼を食べたりして最高の休日になりました」とのこと。こうした経験が、さらにバイクの楽しさを広げてくれます。

バイクライフのスタートには「普通自動二輪（中型）」が無難かつおすすめです。扱いやすい車種が多く、ツーリングにもぴったり。まずは免許を取得し、自分のペースで楽しめるバイクを見つけましょう。

そして、少しずつ経験を積みながら、ツーリングの距離を伸ばしていくことで、バイクの世界の魅力をより深く味わえるはずです。