VW ID.4のバッテリー火災リスクとは?安全性を詳しく解説

新車

電気自動車の普及に伴い、安全性への関心も高まっています。その中でも、VW ID.4をはじめとしたモデルで報告されているバッテリー火災リスクについて、最新情報をまとめてご紹介します。

ID.4で実際に報告された火災事例

2021年・2023年の複数のケースでは、充電中や駐車中にID.4が発火したという報告がありました。特に急速充電中に充電ポート付近から出火した事例もあり、ユーザーやメーカーの注目を集めています。

redditでは「ID.4 caught on fire while charging at an Electrify America station」という投稿もあり、実際の現場写真や経緯が議論されています。:contentReference[oaicite:1]{index=1}

12V補助バッテリー起因のショート火災リスク

高電圧バッテリーとは別に、ID.4には12V補助バッテリーが搭載されており、これを巡るショートによる火災リスクが2023年にリコールされました。

VWは走行中や駐車中に起こりうる12V配線のショート状況を念頭に、部品交換を実施しています。:contentReference[oaicite:2]{index=2}

高電圧バッテリーはどうなのか?

高電圧バッテリー自体への火災リスクは報告件数としては少ないものの、欧米ではEV全体での熱暴走リスクが認識されています。

ID.4は高電圧系では大きなリコールは出ていないものの、バッテリーパックの熱管理が重要視されています。:contentReference[oaicite:3]{index=3}

最新のリコールと対策状況

  • 2023年初頭:12Vバッテリーケーブル配線不良によるリコール(約1,000台):contentReference[oaicite:4]{index=4}
  • 2025年2月:12Vオンボードチャージャー不具合によるパワーロス&火災リスクで再リコール(2024以降モデル対象):contentReference[oaicite:5]{index=5}
  • 2023年11月:内装サンシェード素材の可燃性に関するリコール:contentReference[oaicite:6]{index=6}

ID.4 Pro(2025夏モデル)を購入検討中なら知っておきたいポイント

2025年夏導入予定としている新車ID.4 Proについて、現時点で高電圧バッテリー起因の大規模火災リスクの報告やリコールは確認されていません。

ただし、12V系統はモデル共通であり、最新リコールが適用済か、販売店に確認することをおすすめします。

実際のユーザーの声

redditなどコミュニティでは、火災報告は稀ではありますが存在し、「充電時に即座に火が出た」など報告事例もあり油断はできません。:contentReference[oaicite:7]{index=7}

まとめ

ID.4は高電圧バッテリー自体の火災リスクは比較的低いものの、12V補助バッテリーや配線系統に起因する火災リスクが実際に発生しています。

2023年・2025年のリコールにより主要対策は済んでいますが、新車購入時には最新対策の適用状況(特に12V系)が重要です。

ID.4 Proのご購入を検討されている方は、納車前に販売店へ“コード交換済みか”“リコール対応済みか”を必ずご確認ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました