夏場の車内温度上昇を抑え、紫外線対策にも有効な遮熱フィルム。特にフロントガラス3面(フロント+左右ドア)に貼る場合は、車検に対応していることが大前提です。この記事では、遮熱性能が高く、かつ可視光線透過率70%以上の車検対応フィルムを3つ厳選してご紹介します。
遮熱フィルムとは?車検対応の基準を知ろう
遮熱フィルムは、赤外線(IR)をカットして車内の温度上昇を防ぎ、快適なドライブ環境を作るための製品です。紫外線(UV)もカットするため、日焼け防止や内装劣化防止にも効果的です。
フロント3面に貼るには、可視光線透過率が70%以上でなければ車検に通りません。そのため高性能で透明な製品が求められます。
車検対応のおすすめ遮熱フィルム3選
- 3M ピュアカット89+
可視光線透過率:89%/遮熱性能:高
透明度が非常に高く、赤外線・紫外線カットに優れたフィルム。国産車・輸入車問わずフロントガラス対応で人気。 - IKC(アイケーシー) WINCOS IR-90HD
可視光線透過率:90%/遮熱性能:非常に高い
プロショップでも採用される高品質モデルで、赤外線カット率は80%以上。運転視界のクリアさを保ちつつ、しっかり遮熱。 - FGR-500(リンテック)
可視光線透過率:88%/遮熱性能:高
IRカット層とUVカット層を多層構造で組み合わせたタイプ。断熱効果と視認性のバランスが良く、DIY施工にも人気。
施工時に気をつけたいポイント
遮熱フィルムの性能を活かすには、施工の正確さがカギです。特にフロントガラスは視界に直接影響するため、プロによる貼付が推奨されます。
また、施工後に測定機で透過率が70%を下回ってしまうと、車検に通らないだけでなく整備不良となるため注意が必要です。
避けるべきフィルムの特徴
以下のようなフィルムは避けましょう。
- 可視光線透過率が明記されていない製品
- 色付き(ブルー、グレーなど)のフィルム
- メーカー不明・無認可製品
「透明に見えても実測70%未満」の商品も存在するため、JIS規格対応・測定証明書付きの製品を選びましょう。
まとめ:快適さと合法性を両立したフィルム選びを
フロント3面にフィルムを貼る場合、遮熱性能だけでなく「透過率70%以上」「JISマーク」「実績あるブランド」といったポイントが大切です。今回紹介したフィルムは、どれも信頼性が高く、快適性と安全性、そして法令遵守を両立しています。
施工は専門業者に依頼し、貼付後の透過率測定も忘れずに行いましょう。安心・快適なカーライフの第一歩は、正しいフィルム選びから始まります。
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