ラジエーターキャップ交換後のクーラント漏れの原因と対策:リザーバータンクの減りが止まらない場合の確認ポイント

車検、メンテナンス

ラジエーターキャップ交換後のクーラント漏れの可能性とは?

ラジエーターキャップを交換した後にリザーバータンクの水がさらに減る場合、キャップ自体が問題ではない可能性が高いです。以下のような他の原因が考えられるため、さらなる点検が必要です。

クーラント漏れの一般的な原因

クーラント漏れにはいくつかの原因が考えられます。

  • ラジエーターの破損:ラジエーター自体に目に見えない小さな亀裂や穴がある場合、そこからクーラントが漏れている可能性があります。
  • ホースの劣化や緩み:ラジエーターからエンジンまでのホースが劣化している、または接続部分が緩んでいる場合、そこからクーラントが漏れることがあります。
  • ウォーターポンプの故障:エンジンの冷却を行うウォーターポンプに不具合がある場合、クーラントが漏れることがあります。
  • ヘッドガスケットの不具合:エンジン内部でヘッドガスケットが損傷していると、クーラントが燃焼室に漏れ込み、消失することがあります。

クーラントに水道水が使用されている場合の影響

クーラントに水道水が使用されている場合、通常のクーラントのような防錆効果や冷却効果が十分に得られないことがあります。これにより、冷却系統の劣化や錆びが進行し、漏れが発生しやすくなる可能性があります。クーラント液を専用のものに交換することが推奨されます。

対策と修理のすすめ方

まず、クーラントの漏れ箇所を特定するため、専用のクーラント液に交換し、再度漏れ箇所を調べることが重要です。さらに、ラジエーター、ホース、ウォーターポンプ、エンジン周辺の点検を行い、必要に応じて修理や部品交換を依頼しましょう。

まとめ

ラジエーターキャップの交換後もクーラントの減りが止まらない場合、他の部品に問題がある可能性が高いです。クーラント漏れの原因を特定するために、専用のクーラント液に交換し、専門家による詳細な点検を受けることをお勧めします。

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