ダイハツの人気軽ハイトワゴン「タントカスタム」。広々とした室内とスタイリッシュなデザインで支持を集めていますが、実際に所有した際の維持費や燃費はどうなのでしょうか？本記事では、2025年時点でのリアルな燃費から税金・保険料・メンテナンスコストまで、ユーザー目線で解説します。
タントカスタムの実際の燃費は？
カタログ燃費ではWLTCモードで20.0km/L前後とされていますが、実走行では以下のような数値になるケースが多いです。
- 市街地：13〜15km/L
- 郊外：17〜19km/L
- 高速道路：16〜18km/L
エアコン使用や渋滞などによって燃費は変動しますが、一般的な使い方での平均燃費は「15〜17km/L前後」と考えてよいでしょう。軽自動車の中では平均的な実燃費といえます。
例えば、月1,000km走るユーザーなら、ガソリン代は月7,000〜8,000円前後になることが多いです（レギュラー170円/L換算）。
自動車税と車検費用は？
タントカスタムは軽自動車なので、自動車税（軽自動車税）は年間10,800円（令和6年度基準）です。これは普通車に比べて非常に低コストです。
車検費用については、法定費用と整備費用を合わせて5〜8万円程度が相場です。点検項目が増える2回目以降の車検では8〜10万円程度になることもあります。
任意保険料はどのくらい？
任意保険料は、加入者の年齢・運転歴・等級などによって大きく異なりますが、以下は一例です。
- 30歳・ゴールド免許・20等級：年間25,000〜35,000円
- 20歳・6等級：年間80,000〜100,000円
保険会社によってはネット割引などもあるため、複数社で比較するのがおすすめです。タントカスタムは修理コストが抑えやすい車種なので、保険料も比較的リーズナブルに設定されています。
メンテナンス費用と耐久性
定期的なオイル交換、ブレーキパッドの交換、タイヤのローテーションなど、一般的な軽自動車と同等のメンテナンスが必要です。
年間で想定される基本的な整備費用は以下の通りです。
- オイル交換（年2〜3回）：6,000〜9,000円
- タイヤ交換（3〜4年ごと）：30,000〜40,000円
- バッテリー交換（2〜3年ごと）：10,000〜15,000円
特にターボモデルでは、オイル管理が重要です。ターボ車の場合、オイルの劣化による故障リスクがあるため、こまめな交換が推奨されます。
実際のオーナーの声
ある40代の男性オーナーは、「市街地中心で燃費は14km/L前後。税金が安くて維持しやすい」と評価しています。一方、30代の女性ユーザーは「子育てに最適。後部スライドドアも便利。ただし、高速走行は少しパワー不足を感じる」との声も。
このように、タントカスタムは日常使いに非常に適している一方で、長距離走行や高速性能を求める場合にはやや不向きと感じるケースもあるようです。
まとめ：トータルで見ると高コスパな軽自動車
タントカスタムは、維持費の安さと使い勝手の良さを両立させた優秀な軽ハイトワゴンです。燃費・税金・保険料・メンテナンス費用すべてにおいてバランスが良く、特に都市部や近距離移動中心のユーザーには最適です。
今後購入を検討している方は、ターボの有無やグレード選び、ライフスタイルとの相性をよく検討した上で選ぶと失敗しにくいでしょう。
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