DIY整備をする方やバイク・車いじりが趣味の方なら、一度はプラグレンチのサイズに悩んだ経験があるのではないでしょうか。特に”18mm”のプラグレンチは一般的な工具セットには含まれていないことも多く、必要なのかどうか判断に迷うサイズです。この記事では、18ミリのプラグレンチの用途や必要性について解説していきます。
18mmのプラグレンチはどんな車両で使われるのか?
一般的な乗用車やバイクの多くでは、16mm(5/8インチ)や21mm(13/16インチ)のプラグレンチが使用されます。しかし一部の欧州車や特殊な2輪車、汎用エンジンなどでは、18mmのプラグレンチが指定されていることがあります。
例えば、古いBMW車、ヤマハの一部モデル、または小型農機具エンジンなどでは、18mmの六角プラグが採用されているケースがあります。こうした車両に対応するには、専用サイズのプラグレンチが必要です。
標準工具セットに18mmは含まれている?
ほとんどの市販工具セットには、16mmと21mmが入っていることが一般的です。18mmは中途半端なサイズに感じられることもあり、プロ用セットや欧州車向けセットでなければまず見かけません。
そのため、18mmが必要な場合は個別に購入する必要があります。ネット通販や工具専門店では比較的簡単に入手できますが、サイズ選びの際は、差し込み角(9.5mm/3/8インチなど)や奥行き(深さ)にも注意しましょう。
使えるプラグソケットの見極め方
プラグレンチには、プラグ本体にフィットするだけでなく、ゴムインサート付きでプラグを確実に保持できる構造が理想です。18mmの場合でも、この構造を持つソケットを選べば、作業中にプラグが抜け落ちるリスクを回避できます。
また、マグネット付きタイプも作業性が良く、狭い場所でも落としづらくなります。
ユーザーの声:実際に18mmが必要だったケース
バイク整備を趣味とするAさんは、古いヤマハRZ50のメンテナンス中、既存のプラグソケットが使えず困った経験を語っています。「手持ちの21mmではガバガバで、16mmは入らず、調べたら18mmと判明して即Amazonで購入しました」。
このように、車種により特殊サイズのプラグが使われていることも珍しくなく、作業前の確認が重要です。
どこで買える?おすすめの入手先
ホームセンターでは取り扱いが少ないため、モノタロウやAmazon、工具専門ショップ(STRAIGHTなど)での購入が現実的です。
価格帯は500円〜1500円程度と比較的安価ですが、ブランド品やマグネット付き仕様になると2000円以上する場合もあります。
まとめ:18mmプラグレンチはマニアックだが必要な人には必須
18mmのプラグレンチは決して万人向けのサイズではありませんが、特定の車種やエンジンに触れるなら必須の工具です。必要になってから慌てて探すより、持っておくと安心な工具のひとつとも言えます。
特に複数の車両をメンテナンスしている方や整備を深く追求するユーザーにとっては、持っておいて損のないサイズです。自分の車両やエンジンに合うかを確認し、揃えておきましょう。
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