中古で買うならどっち？200系と210系マジェスタを徹底比較！購入前に知っておくべき違いと選び方

トヨタの高級セダン「クラウンマジェスタ」は、200系と210系でそれぞれ個性の異なる魅力を持っています。中古車市場でも根強い人気を誇るこの2モデル、果たして今買うならどちらがおすすめなのでしょうか？本記事では、それぞれの特徴を比較しながら、ライフスタイルやニーズに合わせた選び方を解説します。

200系マジェスタの魅力と特徴

200系マジェスタは2009年から2013年まで販売された5代目モデルで、V8エンジン（4.6L）の圧倒的な走行性能が特徴です。走りの質感や静粛性に優れ、正統派の高級セダンとして人気を集めました。

また、エアサスペンションや快適装備が充実しており、中古市場では手頃な価格帯で手に入るのも魅力。燃費は現代の基準では控えめですが、趣味性の高い車として今もファンが多いです。

210系マジェスタは2013年に登場した6代目で、ハイブリッド専用車種へと進化しました。3.5L V6ハイブリッドエンジンは、燃費性能と静粛性を両立し、より現代的なニーズに応えています。

内装の質感も一段と向上し、先進安全装備（Toyota Safety Sense）も一部グレードに搭載。環境性能や税金面でも優れており、日常の使用にも適したモデルといえるでしょう。

200系は大排気量エンジンゆえに自動車税や燃料費が高く、エンジン部品の修理代も高額になる可能性があります。一方、210系はハイブリッド車特有のバッテリー交換などのリスクがありますが、燃費や減税対象になることが多く、結果的に維持費を抑えやすいです。

例として、年間走行距離が1万キロ前後のオーナーであれば、210系のほうがトータルコストを抑えられる傾向があります。

中古市場では、200系は比較的安価で購入可能（車両価格50万円前後〜）、210系は年式が新しい分、100万円以上する車両が多いです。どちらも走行距離やメンテナンス歴をしっかり確認することが重要です。

「予算」「使用目的」「燃費」「所有満足感」など自分にとって何を重視するかを明確にして選ぶと、後悔のない買い物ができます。

レジャー用のセカンドカーとして所有するなら200系、通勤や家族の送迎などで使うなら210系が適しています。

200系と210系のマジェスタには、それぞれに異なる魅力があります。購入時には、維持費や走行性能、内外装の好みなどを総合的に判断し、自分にとって価値のある一台を選びましょう。

どちらも一世を風靡した名車であり、丁寧に乗れば長く愛用できるポテンシャルを秘めています。中古車選びの参考にぜひお役立てください。