エリミネーター250Vに取り付け可能なタンデムバーとは?バックレストなしの選択肢と取り付けの注意点

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エリミネーター250Vは、アメリカンスタイルのクルーザーバイクとして独特の存在感があります。ツーリングやタンデム走行の快適性を向上させるためにタンデムバー(グラブバー)を取り付けたいと考える方も多いですが、「バックレストなしのバーのみ」が欲しいというニーズは意外と難易度が高い問題です。今回は、エリミネーター250Vに適合するタンデムバーの選び方と装着時の注意点を詳しく解説します。

エリミネーター250Vに合うタンデムバーの前提条件

エリミネーター250Vは純正でバックレスト付きのタンデムバーが存在するものの、「バーのみでシンプルに仕上げたい」という要望に応えた製品は数が限られます。まずは適合する製品があるかどうか、以下のポイントで確認しましょう。

  • フレーム形状と固定ポイントが合うか
  • フェンダーやリアカウルに干渉しないか
  • 社外品の装着実績やレビューがあるか

ネット通販では商品ページに「エリミネーター250V対応」と明記されていない場合も多いため、他車種流用を含め慎重に調査が必要です。

バックレストなしバーの具体的な選択肢

汎用品の中には、バックレストが付いていない「パイプのみ」のタンデムバーが存在します。こうした製品は主にネイキッドやスポーツバイク用に多く出回っていますが、取付ステーを工夫すればアメリカンにも応用できる場合があります。

例えば、Gクラフト製のアルミグラブバーや、デイトナのマルチフィットバーなどが一部のユーザーに利用されています。ただし、強度やフィット感、見た目の相性は個体差があるため注意が必要です。

ネイキッド用との互換性は?

質問にもある通り、基本的にネイキッドバイク向けのグラブバーはアメリカンのリア周りとは設計思想が異なるため、そのままポン付けはできません。しかし、汎用ブラケットや延長ステー、カラーを使って加工装着する例は存在します。

加工に自信がない場合や確実な装着を望む場合は、バイクショップに相談して「ワンオフ加工」または「ステー自作」の対応を検討してもよいでしょう。

バックレスト付き製品からバーのみを活用する方法

市販のバックレスト付きタンデムバーの中には、バックレスト部分を取り外せる構造のものもあります。その場合、バー本体のみを活用して「バーだけ仕様」にカスタムすることが可能です。

例えば、KAWASAKI純正オプションや、サードパーティ製で「バックレスト一体型グラブバー」のタイプでは、リベットやボルトで固定されているものもあり、工具で簡単に取り外せるものもあります。

取り付け時に注意すべき点

見た目や実用性だけでなく、安全性の観点からも取り付けには注意が必要です。バーの強度が足りないとタンデムライダーが握った際に曲がったり外れたりする危険があります。以下の点に特に注意しましょう。

  • リアフェンダー側の補強があるか
  • 取り付けステーが頑丈かどうか
  • 乗車時の荷重に耐えられるか

取り付けに不安がある場合は、専門ショップに依頼するのが安全です。

まとめ:目的に応じて選ぶタンデムバー

エリミネーター250Vにバックレストなしのタンデムバーを取り付けるには、純正やアフターパーツの流用・加工が前提となるケースが多いです。「見た目をシンプルに仕上げたい」「荷物を積む用途はないが、タンデムのためのバーは欲しい」といった目的に応じて、バー単体またはバックレスト取り外し対応製品の活用を検討してみましょう。

安全性と取り付け精度を担保するためにも、信頼できるパーツメーカーやショップと相談しながら選ぶことが失敗しないコツです。

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