30系アルファード・ヴェルファイアの人気色「070(Blizzard Pearl/Crystal Pearl White)」は、白パール系の塗装剥がれトラブルが報告されています。今回は、なぜ剥がれるのか、対策や対応策をご紹介します。
なぜ剥がれやすい?白パール塗装の構造と弱点
070や040(Super White)などの白パール塗装は、下地の金属・電着塗装(E‑coat)→プライマー→カラー→クリアの多層構造です。
この塗装構造では、紫外線や雨による劣化で「プライマーとE‑coatの間」で剥がれる現象が起きやすく、070系で顕著に発生しています:contentReference[oaicite:0]{index=0}。
実際の被害事例:剥がれ部分はどこ?
オーナーから「ボンネットやフェンダーの塗装が広範囲で剥がれた」という報告多数。
北米では『Customer Support Program』として再塗装対応が行われ、070/040色で多くの車両が対象になりました:contentReference[oaicite:1]{index=1}。
日本でも状況は同様?アルファード・ヴェルファイアの実例
国内フォーラムでも「ボンネットの剥がれが痛々しい」「ステッカーで覆って対応中」といった声が複数見られます:contentReference[oaicite:2]{index=2}。
070の白パール特有の剥がれで、再塗装では色ムラが目立つ場合が多く、貼り替え(ラッピング)で対応する例もあります:contentReference[oaicite:3]{index=3}。
対策・対応策まとめ
① ディーラーで塗装状態をチェック&相談
070塗装が剥がれている場合、米国ではサポートプログラムで補修可能でしたので日本でもディーラーに相談を。
② 軽度の剥がれは自力で応急処置
小さな剥がれなら、070対応のタッチアップ塗料で補修し、クリア塗装で仕上げる手も。
例:『SYOAUTO』などの070タッチアップセット:contentReference[oaicite:4]{index=4}。
③ 大範囲ならラッピングという選択肢も
フォーラムでも「全剥がし → カーボン柄ラッピングで綺麗になった」という事例があり、見た目を維持しつつ補修できます:contentReference[oaicite:5]{index=5}。
新車購入時に気をつけたいポイント
070色を選ぶなら、屋根付き駐車・定期的なワックス・UVカットケアが重要。
契約前に「塗装の剥がれ保証や再塗装対応」を保険やメーカーに確認するのが安心策です。
まとめ
白パールの070色は光沢と高級感がありますが、剥がれリスクも高いことを理解したうえで、以下の対策をおすすめします。
- 定期点検で塗装の状態チェック
- 軽度な剥がれはタッチアップ塗装で対応
- 広範囲はラッピングや再塗装を検討
- 契約前に塗装保証・サポート体制を確認
これらを踏まえてメンテナンスすれば、070色を安心して長く楽しめるでしょう。
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