中国のEVメーカーBYD(バイドゥ)が日本市場へ進出して話題になっていますが、実際にどのくらいの価格帯で購入できるのか気になりますよね。ここでは日本で販売されている主要モデルと価格帯を具体的に整理しています。
主要モデルと日本での価格
日本で発売されている代表的なモデルには以下があります。
- Dolphin(ドルフィン):標準モデルが約3.63百万円、長距離タイプで約4.07百万円。:contentReference[oaicite:1]{index=1}
- Seal(シール):日本で最上位に位置し、RWD(後輪駆動)版で約5.28百万円、AWD(四輪駆動)版で約6.05百万円。初期キャンペーン価格は約4.95百万円〜5.72百万円。:contentReference[oaicite:2]{index=2}
そのため、「三百万円」は現在の日本向けモデルでは実現しておらず、Dolphinでも約360万円〜、Sealでは500万円以上が目安です。
今後登場予定の軽自動車型EV(軽EV)
BYDは日本の「軽自動車」規格に合わせた廉価モデルを開発中で、2025年後半に発売を予定しています。
この軽EVの価格は約2.5百万円(約17,700米ドル相当)を目指しており、Dolphin(約290万円)よりもさらに安価になる可能性があります。:contentReference[oaicite:3]{index=3}
実例比較:日本でのベストセラーEVと比べて
日産サクラや三菱のeK X EVといった日本製軽EVは2.6百万円程度の価格帯です。
BYDの新しい軽EVが導入されれば、これらと同等またはそれ以下の価格で販売される可能性が高く、より手頃な選択肢になることが期待されます。:contentReference[oaicite:4]{index=4}
価格まとめと注意点
モデル | 日本での価格目安 |
---|---|
Dolphin 標準 | 約3,630,000円 |
Dolphin 長距離 | 約4,070,000円 |
Seal RWD | 約5,280,000円 |
Seal AWD | 約6,050,000円 |
(今後登場予定)軽EV | 約2,500,000円想定 |
なお、記載価格は消費税込みのメーカー希望小売価格であり、オプションや販売店独自の値引き・キャンペーンによって変動することがあります。
検討する際に押さえたいポイント
- モデルのグレードや航続距離:長距離仕様は価格が上昇する
- 駆動方式(RWD vs AWD):AWDはさらに高額になる
- 導入キャンペーンや補助金:初期限定価格が適用される場合もある
まとめ
現時点で日本で購入可能なBYDのEVは「三百万円」という価格は割安感がありますが存在せず、Dolphinで約360〜420万円、Sealで500万円以上が実際の価格帯です。
ただし、2025年以降に発売予定の軽自動車規格のBYD新型EVであれば、約250万円程度で手に入る可能性があり、選択肢として十分に注目に値します。
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